森博嗣 - 小説・エッセイ 3

昔のことは覚えていない。未来のことも知らない。今は、たしかにここにあるーー墜落によって負傷した「僕」は、病院を抜け出して「彼女」のところへ向かう。平穏な暮らしを夢見る「彼女」と空に戻る日は来ないと予……続きを見る

オーロラ。北極基地に設置され、基地の閉鎖後、忘れさられたスーパ・コンピュータ。彼女は海底五千メートルで稼働し続けた。データを集積し、思考を重ね、そしていまジレンマに陥っていた。　放置しておけば暴走の……続きを見る

あなたの夢は、見たい夢か、見せたい夢か？　人に認められたい、人に褒められたい、人に勝ちたい、というものは夢ではない。総発行部数1400万部、総収入15億円で夢の庭園鉄道生活を送る著者による、願いを現実にす……続きを見る

トーマと呼ばれた美しい下級生から、ユーリに届いた1通の手紙。それは、彼からの遺書だったーー。そこへトーマに生き写しの転校生・エーリクが現れ、オスカーは、遺された想いに縛られた親友・ユーリを憂慮する。……続きを見る

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2018年1月1日から半年間の毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」から２冊目の書籍化。 続きを見る

何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことであるーー。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰……続きを見る

この世は、すべて幻なのです。現実なんてものはない。ただ、映っている影だけが見える。そうではありませんか？ーー主人と家政婦との三人で薔薇のパーゴラのある家に暮らす「彼女」。彼女の庭を訪れては去っていく……続きを見る

森博嗣は理屈っぽいというが本当か。真剣に遊び、超人的に書く人気作家が綴る、日々の小さな出来事。ふとした観察、考察を味わううちに、世界が違って見えてくる。家にやって来た仔犬のこと、若き日の思い出から、……続きを見る

君はもう普通のパイロットではない。我が社にとって失いたくない兵器ーー基地でトップの成績を収めるクサナギは、女性でキルドレのエースという話題性から、講演や報道陣向けのプロモーション飛行など企業広報に使……続きを見る

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2018年7月1日から半年間の毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」から３冊目の書籍化。◎靴下は、どうして「靴の下」なのでしょう？◎……続きを見る

文系教授（哲学）・土屋賢二と理系助教授（建築学）・森博嗣。発想も思考も思想も性質もまったく異なる２人が、６回にわたって行ったトークセッション。小説の書き方から大学の不思議、趣味の定義、友人は必要なの……続きを見る

文字を読むことが不得意だった僕は、勉強が大嫌いだった。小学生４年生のとき、僕は区の図書館に一人で入った。その頃、僕は電波というものに興味を持っていたから、それに関する本を探そうと思った。その一冊を読……続きを見る

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか？　２０１７年７月からの毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」を書籍化。●ほとんどの問題は、相手の身になって考えることで、多少……続きを見る

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「気づく」ため……続きを見る

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2019年7月1日から半年間の毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」から5冊目の書籍化。 ・なにかのニュースを見たとき、「え、本当な……続きを見る

突然死んだクラスメイトの遺品には、僕の名前が刻まれていた。それをきっかけに僕は、すべての記憶がひどく曖昧なことに気づき、やがて殺人がーー森博嗣の真髄に溢れた傑作ミステリィ。 続きを見る

幸せというのは、どこにでも落ちている。著作累計1500万部突破！　ベストセラ作家による１００の考察と洞察。ーー本を読む価値というのは、本を読んでいるその経験、その時間にある。だから、読んで忘れてしまって……続きを見る

パリの女優殺害に端を発する連続殺人。両手を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオンは「神が殺した」と証言。容疑者も手がかりもないまま、ほどなくミラノで起きたピアニスト絞殺（こうさつ）事件。またも現……続きを見る

たとえば括弧を空集合にしてみる。」あ、もしかして、先生……「こんなに自由な原稿を読んだことがあるか？　小説であり、小説でない。ミステリィでもエッセィでも詩でもない。創作の可能性を無限に広げる、奇才・森……続きを見る

道具や手法ではない。工夫や忍耐など、単なる道筋に過ぎない。人がものを作るときの最も大きなハードルとは、それを作る決心をすることだーー小説執筆も物作りの一つと語る著者が、その発想法を明らかにする。ソフ……続きを見る

紀彦（のりひこ）にとって相田家はごく普通の家庭だったが、両親は変わった人だった。母は整理収納に異常な情熱を傾け、孤独を愛す建築家の父はそんな母に感心していた。紀彦も結婚し子供ができる。やがて母が癌で……続きを見る

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2019年１月１日から半年間の毎日の仕事、遊び、思考の詳細。森博嗣堂浮遊書店ブログ「店主の雑駁」から４冊目の書籍化。 ◎現実に、密室殺人事件というものはまずあ……続きを見る

本シリーズの特徴は話題の些末さ、否、多方面性のため、なかなか進まず、本題が何か忘却、否、もともと本題などない、というまさに人間の思考、会話、関係を象徴する点にあったのだが、前作で人気作家となりし水柿……続きを見る

初めて秋子に会ったのは、大学生協の食堂だった。ちょっと壊れている彼女と授業をサボって出かけ、死んだ兄貴の話を聞かされた。彼女が僕にどうしても伝えたかった思いとは？ 胸が詰まるラストの表題作ほか、「小……続きを見る

「ミステリィ界一、身も蓋もない」と名高い森博嗣が雑誌創刊 !? フリージャーナリスト、編集者、エッセィスト、評論家、研究者（すべて架空の人物）たちと繰り広げられるインタビュー、人生相談、座談会…。森博嗣……続きを見る

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「正解とは、真……続きを見る

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一度しか読むこ……続きを見る

脱走したウォーカロンたちが潜んでいるというアフリカにあるコミューンへやって来たハギリたち。彼らはそこで、新しい生命のあり方を体験する。 続きを見る

祈りの場。フランス西海岸にある古い修道院で生殖可能な一族とスーパ・コンピュータが発見された。施設構造は、ナクチュのものと相似。ヴォッシュ博士は調査に参加し、ハギリを呼び寄せる。 一方、ナクチュの頭脳……続きを見る

なんの脈絡もなく書いているシリーズの四冊めである。著者はあの森博嗣だーー。好みのデザートから安全保障、ミステリィのトリックまで、巫山戯たような表現の中に潜んでいるまったく新たな世界観＆考え方。「小説……続きを見る