羅門祐人 - 小説・エッセイ 3

ミッションの依頼主はタイムパトロール。分岐する時間流の細い枝の先に、ソ連がナチスに完勝し、日本もアメリカに勝利した世界があった。戦後はソ連中心の欧州条約機構と日本が結成した環太平洋連合が対立し、朝鮮……続きを見る

世界に向けて動き出した幸村。偉大な父・信長の背中を追って必死に走るが、あまりにも大きな壁が行く手を遮っていた。西洋連合との大戦はもはや避けられない状況にあった。ざわめき始めた南海を前に、皇帝幸村は戦……続きを見る

前巻…世界に向けて動き出した幸村。偉大な父・信長の背中を追って必死に走るが、あまりにも大きな壁が行く手を遮っていた。西洋連合との大戦はもはや避けられない状況にあり、ざわめき始めた南海を前に、皇帝幸村……続きを見る

かの有名な戦艦大和の沖縄特攻ー昭和二十年四月七日、日本海軍のシンボルともいうべき巨艦は海底に沈んだ。あれから六十二年、一人の老婆が末期の床に就いていた。最後に望むことは「昔の彼に会いたい」ただそれだ……続きを見る

連合艦隊がソロモン海を移動中との情報に、米国は日本帝国の狙いは米豪間の海上交通の分断と判断。決戦海域での戦力差がありすぎる状況下で、米国は起死回生の作戦を策定。一方、平成の時代から時空転移したメンバ……続きを見る

中部太平洋で作戦展開中の連合艦隊に、突然、軍令部から移動命令が下され、山本五十六は不審を持ちながらも撤収する。だが、これは平成から時空転移してきた大滝が、米国の天才参謀オーガストの艦隊多元作戦を読み……続きを見る

日本が急速に国力を増大させているのを知った米国は決戦を決断。ハワイからハルゼー中将の下、合衆国史上最大の5艦隊を出撃させた。特別参謀となった戦術の天才・オーガスト中佐が展開する艦隊多元戦闘に対し、平……続きを見る

兵器の改良と開発を続ける平成時代からの時空転移チームの働きで、ミッドウェイ海戦敗北後の日本帝国軍の各地での戦局は好転しはじめた。平成のハイテクで一気に形勢逆転を狙う陸海軍秘密組織・桜龍会の思惑により……続きを見る

チャーチルはルーズベルトに陸海両面の軍事派遣を要請するが、拒否される。かくして英国は日本帝国に単独休戦を打診し、連合国軍に捻れが生じる。一方、ソ連が時空転移メンバーの存在をかぎつけ、誘拐拉致を画策。……続きを見る

太平洋戦争の分かれ目となったミッドウェイ海戦。海域航行中の第1機動部隊南雲長官の目前に、「部隊の全滅を阻止すべく参戦」と、菊の御紋を輝かせた超巨大空母が出現。いぶかしむ南雲たちを含めて、いま日米太平……続きを見る

ハワイを占領した大日本帝国軍に対し、米軍は急遽、ハルゼーを司令官に抜擢し第一任務部隊を編制。大西洋方面から戦艦・空母を動員した大艦隊による反攻を開始した。かくしてハワイ南洋上で互いの空母を狙った艦戦……続きを見る