Ｉｚｕｍｉ - 小説・エッセイ 1

優蘭のおかげで寵妃・紫薔の懐妊も落ち着き、後宮内に平和が訪れた頃。優蘭に新たな試練が舞い込んできた。「陛下と離縁をしたいので支援してほしい」と手紙が届いたのだ。一難去ってまた一難。どうする寵臣夫婦！……続きを見る

勅旨により急遽結婚と後宮仕えが決定した大手商家の娘・優蘭。お相手は年下の右丞相で美丈夫とくれば、嫁き遅れとしては申し訳なさしかない。しかし後宮で待ち受けていた美女が一言ーー「あなたの夫です」って!? 続きを見る

健美省長官に就任した優蘭は、早々に秀女選抜の詔令を賜る。そこに……「珀優蘭！わたしを馬鹿にしてるの?」怒り心頭で乗り込んできた、まったく話の通じない美女、徳妃。彼女の実家・郭家は珀家と犬猿の仲でーー？ 続きを見る

黎暉大国の冬の朝。宮廷に呼び出された優蘭たち寵臣夫婦は、二つの重大事案に直面した。一つは杏津帝国皇弟の娘・魅音の亡命希望。もう一つは後宮妃の藍珠から、同皇弟の愛妾・神美が両国を滅ぼす計画を持つと情報……続きを見る

　後に『醜毒の乱』と名付けられる国家転覆の企ては、優蘭と皓月、健美省の活躍で解決に至った。後宮に巣食う黒幕は排され、これで穏やかな春が迎えられるーーそんな優蘭の願いも虚しく、新たな波乱が幕を開ける。……続きを見る

　黎暉大国に初夏が訪れた。健康管理に暑さは天敵。そこで優蘭たち健美省は、皇帝の勅命のもと、妃嬪たちの避暑地行きを催すことに。朗報に沸く後宮だったがーーただ一人、普段は目立たない充媛の藍珠に、何故か避……続きを見る

　賢妃暗殺計画の黒幕は珀優蘭であるーーあらぬ嫌疑をかけられて、捕らえられてしまう優蘭。彼女の無罪を証明するため、皓月は派閥を超えた皇帝直属の調査班を指揮して、真の黒幕をあぶり出そうと宮廷を奔走する。……続きを見る

四夫人との縁を結び、優蘭たち健美省が年納めの会議を迎える矢先。後宮で長らく起こらなかった毒殺未遂事件が勃発する。しかも『麗月（女装夫）は先代皇帝の公主である』という突拍子もない噂まで流れはじめ！？ 続きを見る