吉本ばなな - エッセイ 1

「喪失と再生」を描き続けてきた作家による「旅と日常」を描いたエッセイ・アンソロジーのシリーズ第4弾。 著者は、日々見逃しがちな、ちいさいけれど大切なことを、旅先での出会いや食事、その背景にある文化、植……続きを見る

「違うこと」とは、“その人の生き方の中で、今ここでするべきではない”こと。→→「なんか違う。」その直感がそう教えても、義理とかしがらみ、習慣に縛られて、我慢したり、そんな風に思う自分を責めたりしていませ……続きを見る

〈小さな幸せは「なん個」と子どもみたいに数えたい〉　最悪の思い出も、いつか最高になるーー。両親の死や家族へのまなざし、大切な友だちや犬猫との絆、食や旅の愉しみ、さまざまな出会いと別れ。何気ない日常の……続きを見る

同窓会での歯に衣着せぬ会話で確信する自分 のルーツ、毎夏通う土肥の海のヒーリング効 果、山形のこけし師匠のどくだみ茶健康法、 父の最後の切なくて、良いうそ……。世界的 作家である著者が自分の人生を実験台に……続きを見る

自分にも他人にも嘘のない人だけが行けるドリームタイム。そこでの二人の会話とは？　恋愛、結婚、妊娠、子育て、LGBT、自殺、中絶、スピリットワールドのしくみまで、そこで教えてもらった幸せになれる智慧！ 続きを見る

幸福という名の果実を実らせるために こつこつと積み重ねること、ちいさくてもまっすぐな思いを持つこと。 それがいつしか壮大な景色になるーー。 「喪失」と「再生」を経験した著者が、その「かけがえのなさ」を……続きを見る

”街に自分だけの歴史が積み重なり、深い色になっていく”（本文より）。子どもの頃に遊んだ街、青春を過ごした街、父の死を見送った道ーー。東京の「街」をめぐる自伝的エッセイ集。 続きを見る

「子どもは未来だから」ーー街を小さい子と 一緒に歩いていると、必ず声をかけてくれる 台湾の人々。スペインの安い居酒屋で出てき た、生ハムとカヴァに感じる店員の矜持。バ リ島で見た怖い夢に現れた、聖獣バロ……続きを見る

「ほうっておいても、あっという間にそのときは来る。みんな同じように地上から消えて、思い出だけが残る。だから、泥水を飲むような思いをしたり、甘い蜜を舐めたり、月を眺めたり、友達と笑いながらごはんを食べ……続きを見る

思い出をたずさえて、人は生きるイタリアや沖縄への旅、妊娠・出産という未知の体験、そして愛するものたちとの別れ。旅の感触や降り積もる思い出を胸に、家族や友人への愛情と哀惜、自らを取り巻く日本社会の矛盾……続きを見る

小説家・よしもとばななと精神分析医・きたやまおさむが、『古事記』、浮世絵、西洋絵画、映画、マンガにいたるまでの文化の深層を語り合い、日本人のこれからのあり方を「並んで海を眺める心で」いっしょに考える……続きを見る

老いた母と旅したはじめてのハワイ、マウイのかわいくて美味しい地ビール、小さな上達と挫折を味わうフラ、沢山の魚の命と平等に溶けあうような気持ちになる海。ハワイは、人生を前に進もうと焦る気持ちを和らげ、……続きを見る

困難な時代を生き抜く、知恵の対話。創作、家族、人間関係、健康、死生観…。小説が問いかける「幸せ」のかたちとは。ふたりの作家の思索が詰まった珠玉の対話集。「人間って愚かやけど、人間ほど賢いものもない。……続きを見る

自らに降り積もる喜びと悲しみを携えて、ひとは人生という「旅」を生きてゆく子育ての日々、大震災の経験、敬愛する友やアーティストへのオマージュ、父親との別れ……。娘として、母親として、作家として、あらゆる……続きを見る