Dante - 人文・思想・社会 1

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『神曲』には、……続きを見る

三昼夜を過ごした煉獄の山をあとにして、ダンテはペアトリーチェとともに天上へと上昇をはじめる。光明を放つ魂たちに歓迎されながら至高天に向けて天国を昇りつづけ、旅の終わりにダンテはついに神を見る。「神聖……続きを見る

千三百年の春、復活祭の木曜日。闇黒の森に迷い込んだ若き詩人ダンテは、尊師ヴェルギリウスに導かれ、生き身のまま地獄の門をくぐり九つの圏谷を降りてゆく。肉欲、欺瞞、異教、裏切りーー地上での罪により呵責を……続きを見る

二人の詩人、ダンテとウェルギリウスは二十四時間の地獄めぐりを経て、大海の島に出た。そこにそびえる煉獄の山、天国行きを約束された亡者たちが現世の罪を浄める場である。二人は山頂の地上楽園を目指し登って行……続きを見る

地獄を抜けたダンテは現世の罪を浄める煉獄の山に出る。罪の印である七つのＰを額に刻まれ、地上楽園である山頂を目指すーー第２部。「父・逸雄が挑んだ全人類の永遠の文化財」（三浦朱門／本書エッセイ） 続きを見る

（「神曲」とダンテ・アリギエリについて） 「神曲」を書いた詩人ダンテ・アリギエリは、イタリアのフィレンツェに1265年に生まれました。若い頃からギリシャ・ローマの古典を学びました。 九歳のとき、運命の女性……続きを見る

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〈著者・ダンテ・アリギエーリ・1265年〜13211年〉 イタリア都市国家フィレンツェ出身の詩人、哲学者、政治家。 代表作は、古代ローマの詩人ウェルギリウスと共に地獄、煉獄、天国を旅する叙事詩『神曲』であり、……続きを見る

一三〇〇年春、人生の道の半ば、三十五歳のダンテは古代ローマの大詩人ウェルギリウスの導きをえて、生き身のまま地獄・煉獄・天国をめぐる旅に出る。地獄の門をくぐり、永劫の呵責をうける亡者たちと出会いながら……続きを見る

永遠の女性ベアトリーチェと再会し、九つの天を昇りはじめたダンテ。星々の光が饗宴する中、天上の至高天でついに神の姿を捉えるーー第３部。「文学の枠を超えた、表現の怪物」（中沢新一／本書エッセイ） 続きを見る

地獄に足を踏み入れたダンテが、師ウェルギリウスに導かれ地獄の谷から天国へ旅する壮大な叙事詩、第一部。ボッティチェリの素描収録。「これはダンテが遺した文字の時限爆弾だ」（島田雅彦／本書エッセイ） 続きを見る