中村うさぎ - 社会科学 1

「それ、いただくわ」高級ブティックでこの恍惚のセリフを口にするため、住民税滞納もためらわないトンデモない女。それが中村うさぎだ。金がなくても買いまくる。あまりにも華奢で美しく、履くと足が豚足になるデ……続きを見る

「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」ーー男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返して……続きを見る

原因不明の難病で入院中、三度も死にかけた私。さらに薬の副作用で人格まで変容し、自分を見失ってしまう。やがて仕事もなくし、鬱状態に陥り、ついに自殺未遂を起こすまでに……。激動の渦中に文章をつづり、当時の……続きを見る

ブランド品をとことん買いまくったおかげで、財布の中はスッカラカン……それなのに、今度はイケメンのホストにハートを鷲掴みにされてしまった女王様。なんと１年間で1500万円もの大金をつぎ込んでホストクラブで放……続きを見る

豊胸手術でＤカップのオッパイを手に入れた女王様。「巨乳元年」を謳歌すべく、380万円かけて渋谷区に遷都するも、家計は火の車。男にフラれ、カレン・カーペンターに自分を重ね、己の遺伝子について考える。そん……続きを見る

ホストにハマリ、1年間で1500万円をつぎ込んだあとに中村うさぎ女王様をトリコにしたもの──それは整形手術だった！　二重まぶたにし、鼻と顎にヒアルロン酸＆ボトックスを注射して、奥菜恵顔にプチ整形したのも束……続きを見る

高級ブランド品を求めて東奔西走。銀行残高は底をつきながらも、シャネルのコートに袖を通して、ダンナの財布から千円札を抜き取る。家にあるのは食べ残したフライドチキンの骨だけ、金目のものはトウの昔に質草に……続きを見る

「無差別殺人」を犯すのは、圧倒的に男性が多い。犯人は結局、本当は誰を殺したかったのだろう？ 殺したいほど憎い相手が、何故、特定できないのか？ 秋葉原通り魔殺人事件の犯人の、ほんとうの「敵」はどこにいた……続きを見る

草木も眠る丑三つ時、腹を空かせた女王、ひとりキッチンに立つ。冷蔵庫には肉が…「わーい、焼いて食おう」。でも、ガス台の火がつかない！　女王様、とうとう人生最大の大ピンチ。銀行預金は差し押さえられ、財布……続きを見る

とりあえず仕事も収入もある。女友だちもライフパートナーもいる。ただいま40代半ば。うさぎ女王様に足りないもの、それは性的魅力だった！　男ぎらい→ホストクラブ通い→モテたい！と公言→15歳年下のホストにハマ……続きを見る

皆さま〜、本日は「地獄めぐりツアー」にご参加いただき、誠にありがとうございます。わたくしが皆さまをご案内いたします､バスガイドの中村うさぎと申します。当バスは、皆さまおなじみの「浪費地獄」を起点に、……続きを見る

ツーショットダイヤルで命を落としたエリート医師の妻、我が子の局部を切断した母親、親友をバラバラにした内気な看護師……。殺した女、殺された女。際限ない欲望、ついに訪れた破滅。彼女たちは焼けるような焦りに……続きを見る

歌舞伎町のホストクラブに通って女王様は初めてわかった。オヤジがキャバクラで若いコに大金を遣っちゃう気持ちが……。長年「日本一のオヤジ嫌い」を自認してきた女王様の目からウロコが落ちた。オヤジたちよ！　ヅ……続きを見る

私達は「悪口」が大好きな生き物だ。自分の短所を高い棚に上げ、他人をコキおろしているときの昂揚感といったら……。カフェやホモバーで大好物の悪口を言いまくっていた女王様が、愛と毒にまみれた著名人の悪口を、……続きを見る