中村うさぎ - 社会 1

「それ、いただくわ」高級ブティックでこの恍惚のセリフを口にするため、住民税滞納もためらわないトンデモない女。それが中村うさぎだ。金がなくても買いまくる。あまりにも華奢で美しく、履くと足が豚足になるデ……続きを見る

「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」ーー男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返して……続きを見る

原因不明の難病で入院中、三度も死にかけた私。さらに薬の副作用で人格まで変容し、自分を見失ってしまう。やがて仕事もなくし、鬱状態に陥り、ついに自殺未遂を起こすまでに……。激動の渦中に文章をつづり、当時の……続きを見る

「無差別殺人」を犯すのは、圧倒的に男性が多い。犯人は結局、本当は誰を殺したかったのだろう？ 殺したいほど憎い相手が、何故、特定できないのか？ 秋葉原通り魔殺人事件の犯人の、ほんとうの「敵」はどこにいた……続きを見る

ツーショットダイヤルで命を落としたエリート医師の妻、我が子の局部を切断した母親、親友をバラバラにした内気な看護師……。殺した女、殺された女。際限ない欲望、ついに訪れた破滅。彼女たちは焼けるような焦りに……続きを見る