久生　十蘭 - 電子書籍 1

売れないファッション・モデルとして貧乏生活を送るサト子。実は自らも知らぬ間に、時価13億円の鉱業権の相続人に指定されていた！　あれよあれよという間にサト子は、一攫千金のにおいをかぎつけた実業家や弁護士……続きを見る

「魔都」「顎十郎捕物帳」「ハムレット」などの名作・代表作から知られざる名作まで一冊に収録した電子版久生十蘭全集の決定版。原作図表も可能な限り再現し、五十音順の目次一覧から読みたい作品をすぐにお読みい……続きを見る

１６６６年、白馬に乗った王室の公用使が、新雪をついてアルマソン村の宏壮な城館（やかた）に到着した。これが、貴公子マッチョリ殿の数奇な運命の発端となろうとは！？　フランス王ルイ１４世の双生児（ふたご）……続きを見る

生誕百十年、澁澤龍彦が絶賛した鬼才が描く、おとこ前な男女たち内外の数奇譚。幕末物、西洋実話物語、戦後風俗小説、女の意気地……。瞠目また瞠目。 続きを見る

日本探偵小説史に屹立する金字塔 初出誌〈新青年〉の連載を書籍化、新たに校訂を施して贈る 『日比谷公園の鶴の噴水が歌を唄うということですが一体それは真実でしょうか』──昭和九年の大晦日、銀座のバーで新聞記……続きを見る

仙波阿古十郎は特異な容貌の持ち主。長大な顎ゆえ顎十郎と揶揄される。甲府勤番していたが、飽きては辞めてしまいその後は北町奉行所に勤めるがあまり仕事はしない。実は卓越した推理力を持つ名探偵だった。好敵手……続きを見る

〈小説の魔術師〉として文学通の間で熱狂的なファンの少なくない、鬼才、久生十蘭（ひさおじゅうらん）（1902ー1957）の精粋を、おもに戦後の短篇群から精選。世界短篇小説コンクールで第一席を獲得した「母子像」……続きを見る

「顎十郎捕物帳」「キャラコさん」「ノンシャラン道中記」。推理もの、歴史もの、現代小説と、ジャンルを問わずユーモアあふれる文体で活躍した久生十蘭の「73作品」を、原作オリジナルの図解とさし絵をそえて、1……続きを見る

女装、泥酔、放火ーー、模範少年はなぜ一見、脈絡のない事件を起こしたのか？　少年の心理を過去現在の交錯する戦後空間に追い、母と息子の残酷極まりない愛の悲劇に至る傑作「母子像」（世界短編小説コンクール第……続きを見る

現実と非現実のあわいの世界と人間の狂おしい心情を描く久生十蘭。その該博な知識と彫琢を凝らしたの世界の魅力を網羅した一冊。高等遊民の男と、非常な美しさをたたえた女性との数奇な運命を描いた「湖畔」「墓地……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　※［＃ローマ数字1、1-13-21］[出版社]三一書房[初版発行日]1969（昭和44）年11月30日 続きを見る

「野萩」は、単行本収録時に改稿された題名、内容であり、雑誌初出時には「ユモレスク」という題名であり、内容も変化しています。（門）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　2［＃「2」はローマ数字、1-……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　7［＃「7」はローマ数字、1-13-27］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年5月31日 続きを見る

幕末の江戸を舞台に、並外れた巨大な顎を持つ北町奉行所同心（後に駕籠屋に転身）・仙波阿古十郎（通称顎十郎）が様々な難事件を解決する。博覧強記の江戸の天才奇人・平賀源内を主人公とする『平賀源内捕物帳』も……続きを見る

フランス滞在物、戦後世相物、戦記物、漂流記、古代史物……。華麗なる文体を駆使して展開されるめくるめく小説世界。「ヒコスケと艦長」「三笠の月」「贖罪」「川波」など、入手困難傑作選。 続きを見る

東西、古今の「事件」に材を採った、十蘭の透徹した「常識人」の眼力が光る傑作群。「犂氏の友情」「勝負」「悪の花束」「南極記」「爆風」「不滅の花」など。 続きを見る

宇野久美子はアパートを引き払い、和歌山に帰ると周りに告げていた。しかし、それは自身をこの世から消し去る演出だった。死に場所に選んだ湖に向かうべく伊東で列車を降りるが、予想外の雨。濡れた彼女に声をかけ……続きを見る

顎十郎（あごじゅうろう）、本名は仙波阿古十郎（せんばあこじゅうろう）。「眼も鼻も口もみな額際（ひたいぎわ）へはねあがって、そこでいっしょくたにごたごたとかたまり、厖大（ぼうだい）な顎が夕顔棚の夕顔の……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　6［＃「6」はローマ数字、1-13-26］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年4月30日 続きを見る

無謬の日本人が大事件に巻き込まれていく。 　しがない画学生の小田孝吉、アメリカでフランス語の講師になることを夢見て貧しい生活に耐えている高松ユキ子、計理士の勉強をしている大学生・佐竹潔、ユキ子を陰で……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　7［＃「7」はローマ数字、1-13-27］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年5月31日 続きを見る

「和泉太郎の世界」（母子像より） 「旅人よ……行きて、ラケダイモンに告げよ……王の命に従いて……我等ここに眠ると」 「ラケダイモンというのは、スパルタ人のことなの……二千年も前に、スパルタの兵隊が、何百倍とい……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る

鎖国下のチベット潜入を試みる若き日本人僧侶という、この作品の筋立てのもととなった河口慧海「チベット旅行記」が、青空文庫で公開されています。（雷太）[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　2［＃「2……続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　2［＃「2」はローマ数字、1-13-22］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年1月31日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る

[文字遣い種別]新字新仮名[底本]久生十蘭全集　4［＃「4」はローマ数字、1-13-24］[出版社]三一書房[初版発行日]1970（昭和45）年3月31日 続きを見る