木下順二 - 電子書籍 1

強靭なる精神漲るエッセイ。情熱溢れる、鋭い思考ーー運命に対峙して歴史の狭間を主体的に生きる実存は、いかに可能か。ドラマの構造と、それはどう絡むのか。１０代に一度は受洗したキリスト教を棄て、しかもなお……続きを見る

過剰なる情熱、マルクス主義の洗礼、したたかに感じた中国革命の現実ーー内閣のブレーンでありながら、国際諜報団員として時代の濁流にどっぷり浸かり、その熾烈な人生を精一杯生き、愛し、思考した一日本人ーー。……続きを見る

画期的と世評の高い翻訳と原作の真髄を説く評論ーー生の深奥に潜む根源の暗黒を描くシェイクスピアの名作を、改訳に改訳を重ね、画期と評される木下順二訳で収める。原文の台詞がもつ旺盛なエネルギーとイメージの……続きを見る

名もなき民衆の声なき希求と願望をこめた伝統民話を素材とし、未来への指向を含む現実のテーマとして作品化し、不朽の国民文学にまで高めた著者の民話劇と朗読用作品の代表作を新編集。「彦市ばなし」「龍が本当に……続きを見る

人びとの間に，文字ではなくことばによって語り伝えられてきた民話のかずかず．その語り口を可能な限り生かした〈民話の文体〉を，という試みによって再話された民話集．ユーモアと知恵にあふれ，古くからよく知ら……続きを見る

どうぶつたちの無垢な心が人間に寄せる愛情のせつなさ。　〈収録作品〉新美南吉「ごんぎつね」「手袋を買いに」「赤い蝋燭」「ごんごろ鐘」「おじいさんのランプ」「牛をつないだ椿の木」「花のき村と盗人たち」、……続きを見る

本郷に生れ今も住む著者の半世。わが内なる本郷ーー鴎外、漱石をはじめ、本郷に住んだ文人たちや伯父・佐々醒雪、父母のこと、個人的な体験など、本郷を中軸に据え、そこにかかわる様々を語りながら、時代を生き生……続きを見る

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 使いやすい！　……続きを見る