深月織 - 電子書籍 1

「お姫様なんて柄じゃない」そう思っていたけれど、誰もが憧れる王子様から突然プロポーズを受けたあたし、木内鈴鹿。若干先走っている彼は、結婚式への準備を着々と進めていく。なかなか実感が湧かなかったけれど……続きを見る

葛城透子もうすぐ三十歳。適齢期なんて関係ない、面倒だから恋愛なんてしたくない、口癖は、「男なんていらないの」。なのに、周りは次々と恋愛事を持ち込んでくるから大迷惑。積極的な年下の男の子、玉の輿確実な……続きを見る

木内鈴鹿、二十五歳、ＯＬ。無邪気な少女だった頃は、「いつか王子様がーー」なんて夢見ていたけれど、大人になったいま、そんなのはお話の中のことだけだって理解している。ほどほどの自分に合う、ほどほどの人と……続きを見る

木内鈴鹿、二十五歳、ＯＬ。少女の頃は、「いつか王子様がーー」なんて夢見ていたけれど、大人になった今、そんなのはお話の中のことだけだって理解している。ほどほどの自分に合う、平凡な人生を歩むと思っていた……続きを見る