高瀬甚太 - 電子書籍 1

シー・ゴーストが峰岸の友人、牧田の霊であることが浮上し、井森は牧田の消息を追う。その中で亡くなったとばかり思っていた牧田の生存が確認された。峰岸とも再会を果たす。牧田はシー・ゴーストではなかったのか……続きを見る

夜釣りに出た峰岸が出会ったシー・ゴースト。他の誰も出会ったことのないその怪物が、なぜ、峰岸の前にだけ現れたのかーー。その謎を探るために峰岸は、井森公平編集長に相談をする。井森は民俗学者の瀬能教授から……続きを見る

黒崎由里子を尾行する榊原陽一郎。その黒崎が先日、会っていた男、新島敦が大阪城公園で惨殺体となって発見される。元同僚であり部下だった東田は、吹田市一家惨殺事件と関連性があるようだという……。 続きを見る

町起こしの事業に災いを招き、多くの被害者を生み出している山間の墓地群、噂では平家の落ち武者の墓が怨霊となって墓地を守護する役目を果たしているという。過疎地に起きた不思議な現象、その謎を解くために極楽……続きを見る

「この町の運命を左右する日がもうすぐやって来ます。その前に対応策を練らなければ私たちの町は滅亡してしまいます」悲観した表情で語る町長、井森と慧眼和尚は、すでにその場所で異様な霊気を感じていた。その正……続きを見る

刑務所を出所した正岡は、所属する暴力団竜胆組を抜け、堅気に戻る決心をする。その決心の裏には、服役中に届いた母親からの三通の手紙があった。組を離れた正岡は、赤松興信所の藤岡に誘われ、興信所で働くように……続きを見る

村を覆うものの正体、それはーー。井森は慧眼和尚の力を借りて、迫りくる巨大な力に挑む。消えた村人たちは一体どうなるのか、そして井森たちの運命はーー。幽霊村の惨劇、堂々、ここに完結！ 続きを見る

みどりは慧眼和尚と共に井森のいる村へ向かった。しかし、障害壁に阻まれて村へ入ることができないーー。一方、井森は、刑事たちと共に唯一の聖域ともいえる火の見櫓の上に登る。そこで井森が見たものは、徐々に迫……続きを見る

『井森へ。鍵は福井のＦ海水浴場、きみと初めて出会った、あの海の岬にある』。友人の家で井森は、友人の書き置きを見つける。海の岬ーー。井森の脳裏に浮かんだのは、海の家での夜の出来事だったーー。 続きを見る

日村刑事と狭山刑事が、村の火の見櫓の上から見た、信じられない海の風景ーー。デジタルカメラのファインダーは確かにあの海を捉えていたのに、何も写っていない。一体これはどういうことなのかーー。三人の刑事と……続きを見る

山間の奥深い村に住む友人から助けを求める手紙が井森の元に届く。井森がその村に駆けつけると、友人はおろか村人たち全員が姿を消していた。不審に思った井森は、神社へ向かい、そこで一人の老人に出会うーー。 続きを見る

慧眼和尚が事故に遭い、意識不明の重体！　報せを受けた井森は、飛騨高山に近い山間の地に急ぐ。病院に着き、慧眼和尚が事故に遭った場所を尋ねた井森は、不穏なものを感じ、その場所を訪れるーー。 続きを見る

神戸北野坂の途中の店に立ち寄った井森公平は、インド料理の店の女性、サーシャから自費出版の制作を依頼され、原稿を渡される。その原稿の中に書かれた内容を読んで井森は言葉を失うーー。 続きを見る

興業会社の専務から連絡を受けて、赤い目の人形について聞かれた井森は、自分が選考した新人賞の作品に「赤い目の人形」の話があったことを思い出した。専務の話を聞けば聞くほど内容が符合することに驚いた井森は……続きを見る

小林の棲む家は悪魔の家であった。しかも井森までもが悪魔に囚われ、冥界に取り込まれてしまう。慧眼和尚の霊力によって一見、事件は解決したかのように見えたが、そこに待っていたのは、本事件の真実、そのものだ……続きを見る

次々と起こる不可思議な現象。その謎を解明するために井森は慧眼和尚と共に捜査に乗り出す。だが、調べれば調べるほど矛盾が明らかになってくる。和尚は、井森が冥界に巻き込まれていると断言する。だが、井森には……続きを見る

ひき逃げ事故で亡くなった君島兵庫、本名、犀川隆弘のマンションへ駆け付けた井森とみどり、渡辺の三人は、荒らされた室内から二つの封筒を探し出す。一つの封筒にはアドレスを書いた便箋、もう一つにはキーが入っ……続きを見る

19の年に見合いをした。中小企業の社長の息子、箱崎淳一は服装のセンスが最悪だった。お見合いをしてことごとく振られ続けてまた彼の見合いのその日、私に結婚を申し込んできた。 続きを見る

ケチでたかりの鈴やんは、えびす亭の嫌われ者だった。その鈴やんがある日突然包丁で刺されて亡くなった。鈴やんはなぜ死んだのか、えびす亭の面々は不思議に思うーー。 続きを見る

最高に可笑しい「大阪あるある」が104ネタ！大阪人の生き方の中には世の中を楽しくするヒントがいっぱい！ 続きを見る

長編ミステリーの第一回。警察を退職した榊原陽一郎は興信所に雇い入れられる。ようやく興信所の生活に慣れ始めた八ヵ月目、榊原は社長の西田からある女性の尾行を依頼されるーー。 続きを見る

アルコール依存症と闘う友人の本を出版することになった。悪魔と遭遇し、悪魔と闘いながらアルコール依存と戦う男、彼は、果たして彼は依存症から脱出できるのか。無謀とも思われた出版は意外にも…。 続きを見る

姪が執拗なストーカー被害にあっていると相談を受けた井森は、正体不明、手がかりなしのストーカーに対して、果敢に挑む。そんなある日、ストーカーから届いた一文に井森は着目するーー。 続きを見る

ある夜、女性によって持ち込まれた原稿、その内容は自身の教育者としての記録を書いたものだった。教育を真摯に語る内容に私は驚嘆するが、女性はーー。 続きを見る

山間にある鎧沼で次々と起こる不審死。地方紙を読んでいて、その記事を見つけた編集長は、好奇心に駆られてその土地へ向かうーー。 続きを見る

ある日突然、井森の元を訪ねてきた一人の女性に「叔父の作品を観てほしい」と頼まれる。さして絵画に詳しくない井森はその申し出を断ろうとするが、たっての希望でその女性の家を訪ねることになった。そこで井森が……続きを見る

舟木永興の絵は、常に物議を醸し、話題を提供する絵であった。世の中に、これほど心の闇を描いた絵を今まで目にしたことがないーー。ある日、新人画家をテーマにした作品集を企画したーー。 続きを見る

啓介と巽の漫才コンビのところへ、たこ焼き『八っちゃん』のオーナー、宮本がやって来る。宮本はたこ焼きを買って帰った客が亡くなったと言って、警察に疑われて困っていると啓介に話した。恩義のある宮本の力にな……続きを見る

酒場仲間の浅田が病院へ運ばれた。その話を聞いて井森は病院に駆けつける。ベッドの上の浅田は、まるで廃人のようで応答さえしない。浅田の勤務先である「大阪浪速っ子探偵事務所」に行き尋ねると、テナントビルの……続きを見る

堅牢な暴力団事務所の一室に、代議士の娘が囚われている。その情報を得た正岡は、六人の男と誘拐された娘の親友と共に暴力団事務所に向かう。しかし、そこは正岡の想像をはるかに超える要塞で、囚われた娘を奪還す……続きを見る