PD編集室 - 電子書籍 1

純文学とショートショートの分野で活躍した小説家・山川方夫の知られざる中短篇がよみがえる。一組の男女の初夏の一日を描き、山川文学の転換点となった中篇「街のなかの二人」等、後期の秀作６篇を収録。電子書籍……続きを見る

戦後の荒廃した学校生活に馴染めず、校舎の屋上でひとり日々を過ごす「ぼく」。そんなある日、同級生の少年に誘われ学校の煙突に登ることになるが……。敗戦期を生きる中学生の青春を描く「煙突」。 大学生の「私」……続きを見る

「夏の葬列」で知られるショートショート作家・山川方夫は、短篇小説の名手でもあった。青春恋愛小説の佳品「千鶴」「春の驟雨」、作者の新境地を示す自伝的小説「最初の秋」「展望台のある島」等、後期の代表的短……続きを見る