哲学・思想 94

戦後昭和文化とは何だったのか。茫漠として像を結びにくいその全貌を描き出すべく、上下２巻、38の多様な論点から照射する試み。これまで７冊を刊行してきた筒井清忠編『昭和史講義』シリーズの最終配本となる戦後……続きを見る

私が死んでも世界は続くだろうか。理由は？　「時が流れる」のは本当か。他人に意識があるとなぜわかる？　実在、知覚行為、自由など哲学の根本問題を専門用語ではなく日常生活レベルで考察する画期的対話篇。（講……続きを見る

『天然生活』の人気連載が書籍化。2022年、コロナ時代の生き方を考える一冊 いま、わたしたちは、コロナで分断されているけれど、土着の山岳民族はひととひとを分断したりしない。 あなたはわたしであり、どうじに……続きを見る

阿片戦争に始まる破壊の前史と五四運動に立ち上る建設の歴史を冷徹な史眼で描く。 続きを見る

誰でも無理なく目標を達成できる45のコツを、心理学に基づく仕組みつくりのメソッドで紹介！ポップなイラスト、すぐに実行できる方法で、読むだけで目標達成がつらくなくなる本です。 続きを見る

「自由」の実感なくして、「幸福」はない。 では、どうすれば「自由」を実感できるか？ 「どう生きようがあなたの自由だ」と言われて育った私たちは今、自由なんかないとか、自由よりも安定が大事とか、自らに言い……続きを見る

科学に代表される〈近代の知〉は大きな成果を生んだ。しかし今日、その限界も指摘されはじめている。人間存在の多面的な現実に即した〈臨床の知〉が構築されねばならない。著者の積年の思索の結実である本書は、人……続きを見る

19世紀、日本をはじめ世界中に圧倒的影響を及ぼしたスペンサーは、20世紀に入ると、社会的ダーウィニズムを唱えた弱肉強食の冷酷な思想家として激しい批判にさらされ、忘却された。しかし、そうした理解は正当だろ……続きを見る

「近代仏教」とはなにか？　「伝統（あるいは古典）仏教」とはなにか？ 十九世紀以来の欧米やアジア各地の仏教をみると、共通する同時代的な特徴がある。仏教は近代になって、グローバル化したのである。その中で……続きを見る

武士道とは何か。武士はいかに生き、死すべきなのかーー。戦乱の世が生み出した軍学書『甲陽軍鑑』『五輪書』から、泰平の時代の倫理書『山鹿語類』『葉隠』へ。そして、幕末維新期の吉田松陰、西郷隆盛へと連なる……続きを見る

あとがき 二〇二〇年が始まったこの時期に、本書を出版できることに感謝をしています。 人類は、第二次世界大戦後の半世紀以上にわたり、大自然を壊しながら物資文明を急成長させ、拝金主義を謳歌(おうか)してきま……続きを見る

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今日から、幸せ……続きを見る

自衛隊初の心理カウンセラーである著者が、自分にとって最良の選択をする方法を公開。「心の会議」「幸せ貯金」「１００人バランス修正法」「軍隊式思考法」など、実践的な思考法やアドバイスが満載の１冊。「人生……続きを見る

古い寺社は多いが歴史意識は薄く、技巧・虚構に親しむ。けったいなもんオモロイもんを好み、町々に三奇人がいる。「あっち」の世界への孔がいっぱいの「きょうと」のからくりーー。〈聖〉〈性〉〈学〉〈遊〉が入れ……続きを見る

日本の四季を詩情豊かに表現し、葛飾北斎や歌川広重と並び称される版画家、川瀬巴水の作品集【１】を、原作に準拠して収録。（昭和十年刊・渡辺画版店発行） 目次一覧から、目当ての作品に移動することが可能です……続きを見る

著者はNHKブックス『現象学入門』刊行以来、平易な語り口によって幅広い読者を獲得してきた。フッサール現象学の革新的読解に始まり、プラトン、カント、ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーを中心に、古代から現代ま……続きを見る

「人は死んだらどうなるのか」という問いについて横断的に整理。さまざまな地域の言い伝え、仏教の教えや儀式の意味するもの、キリスト教やイスラム教の考え、科学や医学、哲学や死生学など、それぞれの「解答」を……続きを見る

（この本について） この古典教養文庫版の「偶像の黄昏」には次のような特長があります。 １、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。またルビを大幅に追加し、旧漢字は新……続きを見る

日本人は思考の伝達が苦手である。ことばの読み書き偏重、知識を自分の頭に詰め込むことばかりに熱心で、自分の考えをどう深め、どう伝えるかを考えていない。ＡＩが人間を脅かしているいま、人間にとって大事なの……続きを見る

幸せになるのに、お金はかかりません。人生は「無料で」「突然に」幸福に変わります。 続きを見る

本書は、シュタイナーの四大主著の一冊であり、その思想の根幹が綴られている。肉体、エーテル体、アストラル体、自我という人間存在のヒエラルキアを解明し、宇宙論、人間論の中で、めくるめくような宇宙史の壮大……続きを見る

今この世界を生き、やがて死を迎え消滅する。あらゆる生命がたどるこのプロセスを仏教はどのように考えてきたのか。死と浄土、世界と聖性をめぐる究極の問いを、親鸞『正信偈』と空海『即身成仏義』に探る。【目次……続きを見る

現象学は今日、哲学のみならず、人文・社会科学に広く影響を及ぼし、一つの大きな潮流をかたちづくっている。本書は、現象学をフッサール、ハイデガー、サルトル、メルロ＝ポンティといった哲学者の思想の展開のう……続きを見る

歴史は、些細な偶然事から大きく変動していく一種のカオスである。だから、歴史は、思いがけない結果をもたらす。 歴史は、安定と激変の繰り返しであり、混沌から秩序へ、秩序から混沌へ、ゆらぎが増幅して大きく……続きを見る

日本人は何を恐れ、その恐怖といかに付き合ってきたのか？！しきたりや年中行事、わらべ唄や昔話……風習に秘められたミステリーを解き明かしながら、日本人のメンタリティーを読み解く書。 続きを見る

普通の私が「億ガール」！ 　 今よりちょっと豊かになりたい人も、億の世界を目指す人も、身につけたいのは「億ガールマインド」。 これを知るだけでも、女性はさらに豊かに自由に生きられる！　 お金も働き方も、……続きを見る

【No.1ビジネス誌系サイト「東洋経済オンライン」で累計７３００万ＰＶの圧倒的支持！ 老若男女問わず大人気の長寿連載著者、待望の単著出版!!】 ＊夫婦のみならず、独身のビジネスパーソンにもお勧め！結婚・夫婦……続きを見る

古代ローマ第一の学者にして政治家・弁論家キケロー（前106ー前43）が人としての生き方を語り、老年を謳い上げた対話篇。84歳になる古代ローマの政治家・文人大カトーが文武に秀でた二人の若者を屋敷に迎えて、自……続きを見る

「国家＝野蛮なるもの」はいかに誕生したか？　熊をカミとする狩猟民たちの「対称性の思考」とは？　「哲学」と「権力」が共存する冬の祭りの秘密とは？　王を戴く国家が「無法の野蛮」と結びつく根源へと遡行する……続きを見る

福澤諭吉は、明治8年に書かれたこの『文明論之概略』において、維新革命後の日本が迎えた新たな状況を考察し、社会に向けて「まずは西洋文明を目指すこと」を説いた。日本の近代化の歩みを決定づけた名著のひとつ……続きを見る