上村一夫 - 電子書籍 1

時は明治、仕込み杖にした傘を操る美しき女刺客がいた。通り名を修羅雪姫と言う…。その過去は、まさしく修羅！徴兵制を悪用した連中に、父を虐殺され、その時に連れていた赤ん坊まで殺された母は、輪姦された上に……続きを見る

美人画で有名な画家・竹久夢二や文豪・谷崎潤一郎が滞在した菊坂ホテルを舞台に、そのホテルの娘である八重子（やえこ）の目を通して、時代を代表する文化人達の人間模様を描いた大正浪漫劇画。彦乃（ひこの）との……続きを見る

ーーーもし愛が美しいものなら、それは男と女か犯す過ちの美しさに他ならない。今日子21歳、次郎23歳、巡る季節とともに移ろい行く愛の行方。歌に映画に一世を風靡した、上村一夫の代表作、単行本未収録分を追加し……続きを見る

仇の一人、北浜おこのは討ち取ったが後の二人の行方はようとして知れない。名前のみの手がかりで二人を見つける事は最早不可能に思えた。おこのを探し出してくれた物乞いの頭領・松右衛門から、雪の産まれた顛末や……続きを見る

30円で「松乃家」に売られてきた十三歳のつる。“仕込っ子（芸者見習い）”として、朝は掃除、洗濯、使い走りに追われ、夜は姐さん芸者のあとを三味線を運んだり、泊まるときの着替えを届けたりしながら一人前の芸者……続きを見る

つるは、名を「おつる」から「鶴菊」に改め、お披露目の日を迎える。「松乃家」のお女将が選んだ旦那との初床も終え、芸者としての一歩を踏み出す。米一俵の値段で売られてきた女が、花柳界にその名を残す名妓とし……続きを見る

疎開先の関東平野の片隅で、戦後のひとときを小説家のおじいちゃんと暮らす少年・金太。大の仲良し銀子との友情、二人だけの秘密、あかぎれとオチンチン、怪人黒マント、夜の闇にかいま見る大人の世界…。金太が性……続きを見る

『肉奴隷の少女の復讐の炎、呪殺の願掛けに励む女の過去、我が子の首をはねた母の狂乱……。目を背けてはいけない。ここに描かれているのは人間の本性そのものなのだから……』昭和45年から青年劇画誌「ヤングコミック……続きを見る

ーーーそして愛がいつも涙で終るものなら、それは愛がもともと涙の棲家だからだ。今日子と次郎のその後を描く「番外編」をはじめ、単行本未収録分を追加した愛蔵版シリーズ。「玩具」ほか、「中仙道小諸宿不幸旅館……続きを見る

まっ青な海、どこまでも続く地平線、陽光にうねる豊かな稲穂…。昭和20年8月15日、敗戦の日、関東平野の片隅、千葉県匝瑳郡の田園地帯で少年・金太の青春がはじまった。上村一夫が、自らの半生をモデルに描く感動の……続きを見る

昭和１１年夏ーーー 少女が迷い込んだのは、ある寂れた農村。 そこで一人の坊主と出会うが、彼女はその坊主を知っている気がした・・・ 俳人の種田山頭火を題材にした、上村一夫の名作品がついに電子化！ 続きを見る

「こんな日は必ず忙しくなるんです。淋しさに耐えかねた男さん達が、肌恋しさにワンサカとやって来るものなのです。」新宿二丁目、廓に強く咲き誇る女、サチコ。娼婦の世界に生きる女たちを描いた上村一夫珠玉の傑……続きを見る

ーーーそして愛がいつも涙で終るものなら、それは愛がもともと涙の棲家だからだ。今日子と次郎のその後を描く「番外編」をはじめ、単行本未収録分を追加した愛蔵版シリーズ。「旅立ち」ほか「哀愁列車」「星祭りの……続きを見る

ーーーもし愛が美しいものなら、それは男と女か犯す過ちの美しさに他ならない。今日子21歳、次郎23歳、巡る季節とともに移ろい行く愛の行方。歌に映画に一世を風靡した、上村一夫の代表作、単行本未収録分を追加し……続きを見る

ーーーそして愛がいつも涙で終るものなら、それは愛がもともと涙の棲家だからだ。今日子と次郎のその後を描く「番外編」をはじめ、単行本未収録分を追加した愛蔵版シリーズ。「愛の雪崩」ほか、「終着駅」「愛はい……続きを見る

ーーーもし愛が美しいものなら、それは男と女か犯す過ちの美しさに他ならない。今日子21歳、次郎23歳、巡る季節とともに移ろい行く愛の行方。歌に映画に一世を風靡した、上村一夫の代表作、単行本未収録分を追加し……続きを見る

ーーーそして愛がいつも涙で終るものなら、それは愛がもともと涙の棲家だからだ。今日子と次郎のその後を描く「番外編」をはじめ、単行本未収録分を追加した愛蔵版シリーズ。「朱の陰翳」ほか、「他人ごっこ」「土……続きを見る

ーーーもし愛が美しいものなら、それは男と女か犯す過ちの美しさに他ならない。今日子21歳、次郎23歳、巡る季節とともに移ろい行く愛の行方。歌に映画に一世を風靡した、上村一夫の代表作、単行本未収録分を追加し……続きを見る

伊藤野枝のもとに女中奉公に来たと言って現われた雪。樋口一葉の案内で野枝の家に向かったところで、いきなり陸軍の兵士に追われている野枝と出くわした。すでに肩を斬られ、野枝の命が危ないと察した雪は、兵士達……続きを見る

今日は一緒に暮らし始めてから一年目、いわば同棲記念日。しかし次郎は雑誌の編集長に誘われて、夜の銀座にいた。初めての銀座になじめず、悪酔いしてしまう次郎。そして部屋で一人、帰らぬ次郎を待つ今日子。もう……続きを見る

「キッスだけでも、女はずいぶんいい気持ちになれるものだということを、あたしはその時、初めて知ったのです……」新宿二丁目を舞台に、娼婦の世界に生きる女たちとそこに通う男たちの交情を描いた上村一夫珠玉の傑……続きを見る

御茶ノ水女子高等師範学校に、女教師として現われた雪。スエーデン式体操を教え広める目的を持っていた。それは雪が浜辺で息絶えようとしていた時に救ってくれた男…文部省の体操伝習所所長・川瀬元一郎の遺言であ……続きを見る

唯一の肉親だった祖父が亡くなって、金太は緊縛画家のおじさんに引き取られた。東京での新しい生活と、金太の思春期が始まった。中学で同じクラスの山根淳子は、妙にませてて気の強い美女。その淳子の気を引こうと……続きを見る

「それはお金であたし達を買いにくる男たちにはない、清々しい男の逞しさでありました。」新宿二丁目、旧赤線に咲き誇る娼婦・サチコ。娼婦の世界に生きる女たちとそこに通う男たちの交情を描いた上村一夫珠玉の傑……続きを見る

『肉奴隷の少女の復讐の炎、呪殺の願掛けに励む女の過去、我が子の首をはねた母の狂乱……。目を背けてはいけない。ここに描かれているのは人間の本性そのものなのだから……』昭和45年から青年劇画誌「ヤングコミック……続きを見る

「どうして男のひとは大きいとか小さいとか長いとか短いとかを気にするのかしら？それはあんまり極端なのは女のほうだって困るけれど…」娼婦の世界に生きる女たちとそこに通う男たちの交情を描いた上村一夫珠玉の……続きを見る

銀子が東京にやってきた。持ち前の才能でゲイ・バーに勤め出した銀子。念願かなってプロのイラストレーターとなったものの、まだ、何をどう描いていいのかわからない金太。迷いとあせり、そして将来への不安ーー。……続きを見る

借金取りに追われ、可門の持つ（？）3億円を狙う八村。白戸の追及から可門を庇う野々村。可門が唯一｢女神｣と崇める日夏恵い子は、権力者のパトロンと別れて可門を追う。だが可門の脳が、癌に侵されていることが判……続きを見る

可門良、27歳。元バンド・ボーイ。女を狂わせる妖しい魅力を持つ男…。元競輪選手で、足の不自由な街のゴロツキ、八村。元会社員でバーのマスターをしている野々村。三億円事件の追及に異常な執念を燃やす刑事の白……続きを見る

千種美冴は新左翼団体「天の声」最高幹部だったが、敵対する集団との抗争で解散を止む無くされる。その後、前身を隠しながらも郷里の霞中学校で教員として就職するが、封建的な校風、ひとくせある教師と生徒たちに……続きを見る