千葉　暁 - 電子書籍 1

八機神3騎に率いられた獣機軍団による襲撃を耐え抜いた聖都アラクシャーだったが、敵の自爆攻撃で《白亜の塔》は甚大な被害を被り、女王リムリアは集合意識体との繋がりが断たれてしまった……。一方、東方では傷つ……続きを見る

収穫祭の夜、ラマス教の見習い僧フェンの住むカロウナの村を、“蒼狼鬼”ガシュガルが率いる傭兵団が襲い、フェンの幼なじみ、リムリアを拉致して去る。数日後、フェンは父の形見の“白き操兵”ヴァシュマールに乗って……続きを見る

聖刻騎士団東部域方面軍《四鳳》との戦に勝利したクランド＝ストラ連合軍は、来春の北部域進軍に備えて《商都》で傷ついた体を休め、戦う力を蓄えていた。その一方で話し合いによる解決を求めて、副将ガルンの妹イ……続きを見る

《八の聖刻》のひとつ《黒き僧正》の封印に成功したフェンやジュレたちは、新生ホータン国やヒゼキア・スラゼン連合王国でつかの間の休息をとっていたが、反法王軍を率いるガルンは、聖刻騎士団《鳳》軍の包囲を打……続きを見る

ついに新たな《リムリア》が誕生した。しかしリムリアたちがその感動に浸る間もなく、十数騎の《獣機》が聖都に向けて動き出す。ムーラ将軍の直轄部隊、そしてゾマの乗る《風狼の操兵》がこの謎の勢力を迎撃するが……続きを見る

黒太子、戦慄の覚醒ーー練法師ダロトが祖国ヒゼキア復興の旗頭として掲げたダウス太子は、徐々に意志を持たぬ操り人形から脱しつつあった。その裡に潜むダム・ダーラが人心を操り始めたのだ。同時に、《アビ・アル……続きを見る

八機神のひとつ《木龍の操兵》に搭乗し、反法王軍の旗を掲げるクランド軍の副将として教都に攻め上がろうとするガルンとの別れの時が来た。フェンたちはジュレの母親の消息を尋ねて東方西部域へと向かう。だが目指……続きを見る

黒に囚われたクリシュナは《月狼の操兵》を駆ってフェンを襲った後、紅蓮の練法師オーザムが待ち受ける王都ア・ゴーンへと向かう。黒き血の呪いに満ちた両者の戦いを契機に、ヒゼキア復興劇に秘められたダム・ダー……続きを見る

勅命討伐軍を率いるラマールと妹イネスを人質に取られたガルンとの会談が、古戦場ルアンムーイで始まろうとしていた。両者の和解を望まぬ法王・ザトウク家の意向を酌んだ赤龍騎士団は、会談のなりゆき如何では勅命……続きを見る

法王の勅命を受けて幼くして《白き操兵》討伐軍を率いるラマールは、襲いかかる試練を切り抜けるうち、次第に真の将としての成長を遂げていく。だが、クランド家とストラ家を分断して己の覇権を確実なものにしよう……続きを見る

シン国が支配する肥沃なハムル地方奪還を狙って、東方南部連合軍は東アグ河に艦隊を集結させた。フェンの一行は、シン国軍の傭兵に身をやつして輸送船に便乗し、まず中洲にあるネラ砦へと向かう。ついに戦端が開か……続きを見る

浮上した聖都でヴァシュマールに黒き血の注入が開始され、洗脳された「千の守護者」はダマスタ軍殱滅のためにオズノ山麓に向かっている。ダム・ダーラの「聖都計画」は着実に進み、世界の均衡は大きく崩れようとし……続きを見る

フェンとガルンは、一六年前に滅びたホータンの都アラクシャーに入り、白亜の塔に潜入した。フェンはリムリア救出のために、ガルンは『聖華八門』の練法師と戦い、暗殺されたラドウの仇を討つために。今は廃墟と化……続きを見る

ダム・ダーラとの死闘を制したフェン、クリシュナ、ガルン、ジュレの四人は、新たなる“八の聖刻”を求めて、「魔道の統べる地」と噂される東方へと旅立った。ラドウ殺害犯の汚名を着せられて追われる身となったガル……続きを見る

聖騎士ナムとミカルドは、団将ラドウ・クランドの命を受け、中原経由で北方へと向かった。東方を揺るがす動乱の黒幕を探り、その根を断つためである。ふたりは刺客と戦いつつ《神人》のマハと合流し、さらにハオな……続きを見る

古操兵大軍団がデュマシオン率いるイシュカーク政府軍を敵として待ち受ける。《龍の王》の復活をかけた、千年に亘る混乱と戦闘の連鎖は、ここに終着の時を迎えた。 続きを見る

ローエンの死を賭した訴えはデュマシオンに乱世の王としての決意を固めさせた。これより東テラル地方はイシュカークを頂点とする《ラグーン連邦》として結集、《帝国》に敢然と反旗を翻すのである。動乱の時代が始……続きを見る

突如、乱入した《蛮人王》の軍勢に連邦派遣軍敗北ーーこの報に皇太子妃排斥派は勢いづく。だがスクナーは「負けない！」と高らかに宣言。より一層華やかな装いで舞踏会に赴き居並ぶ宮廷人たちにどよめきをもって迎……続きを見る

帝国政府は皇宮突入の不手際を理由にイシュカークを帝都より追放。デュマシオンは皇帝の代理人から属国の国主に戻されてしまった。皇女との別れ、そして失意の帰国。だが、旧態依然とした国元では国主の座を狙う一……続きを見る

人馬操兵の大軍団が地響きをたて駆け抜ける。帝国全軍が出撃、ゴア半島で対峙する。しかしバルーザの圧倒的な進軍を前に、帝国軍は内部抗争を繰り返すのみ。デュマシオンの勝機は!? 続きを見る

バルーザの総大将は《龍の王》になりかわり、自らが王となるべく全軍を集結させた。帝国軍がなす統べなく崩れていくなか、イシュカークの旗が遠く敵地に翻る！　昇龍の刻、完結。 続きを見る

ハン族がデュマシオンと初めて邂逅した日を記念した《降臨祭》で、奉納試合である操兵相撲が行われていた。しかし一機の人馬操兵が突如暴れ出した！　見物人を巻き込む大立ち回りを止めたのは……。　　「読売プレミ……続きを見る

ルイスはスクナーの従騎士としてエリダーヌに赴く以前、ルーランに師事して剣の修業を行っていた。とある日、師匠に命じられて怪しげな故買屋に注文品を受け取りにいくことに。ところが故買屋の主はルイスを見くび……続きを見る

皇帝戴冠一〇周年が近づくにつれ《正統ロタール＝エリダーヌ帝国》の皇都ヘロースは賑わいを深めていく。 レクミラーは記念式典最大の催しである《操兵闘技大会》に、臣下たちが誰も予想し得ない「ありえない国」……続きを見る

ロタール帝国の衰退の兆しに、列国は着々と牙を研ぎ出した。操兵と呼ばれる鋼の巨人を繰り時代の覇者を目指す者たちの野心が大陸全土を駆け巡る。若き公子ディアの挑戦が始まった！ 続きを見る

《サイガ》の赤鬼と恐れられたアグライアが、傭兵から引退した後の物語。一族の里でのんびりと暮らすアグライアだったが、ある日、サイガ党に怨みをもつ輩に里を取り囲まれた！　本篇で語られなかった傭兵はその最……続きを見る

巡察使として赴いたアーシェラの行方も不明なままに、デュマシオンは故国へ進軍を開始する。常勝不敗の《龍馬帝》立つ、の報にあわてふためく維新派の貴族たち。ついに、アルバスの地で国王軍と維新政府軍は決戦に……続きを見る

『聖刻』最終章「龍虎の刻」ついにスタート！　長きに亘るレクミラーとデュマシオンの最後の闘いが始まる！！ 続きを見る

陽光に煌めく三つ叉の鉾を手にした重操兵の一群ーーエリダーヌの誇る《ドライドン黄金騎士団》が近づいてくる。花嫁の出迎えか、それとも……。 これより先、スクナーはロミナやルイスといったわずかな味方とともに……続きを見る

勝利をもたらした英雄に帝都は熱狂する。しかし戦乱の原因を知るデュマシオンにとり、歓呼は非難の声に等しかった。一方、政権の掌握を図るサイオンの策略が徐々に進行し始め……。 続きを見る