国立がん研究センター中央病院 - 電子書籍 1

子宮頸がんや子宮体がん、卵巣がんなど女性特有のがんは、ほかの臓器のがんに比べ、やや若い世代で発症することが少なくありません。さらに、これらは生殖にかかわる臓器、女性性を支える臓器であるという特徴があ……続きを見る

大腸がんは、早期に限らず、ある程度進行したがんや、肝臓や肺へ転移したがんであっても、取り残しなく切除することができれば根治の可能性があります。こうした治療方針は、直接手術を担当する外科医だけではなく……続きを見る

20年ほど前の乳がんの治療では、胸の小さなしこりでも、乳房を取り除くような手術が当たり前のように行われていました。現在の治療の考え方でも、目に見えるがんを手術で可能な限り取り除くことは重要ですが、治療……続きを見る

肺がんは、がんのなかでも罹患率、死亡率ともに非常に高いがんで、男女ともに４０代後半から徐々に増え始め、高齢になるほどその率は高くなっています。 ２００２年７月、初の肺がんの分子標的治療薬として「イレ……続きを見る