雅 - 小説・エッセイ 4

園児に囲まれ充実した生活を送る保育士ミクには一つだけ悩みがあった。それは、町でこれから起こる事件を夢に見るということ。まだ起こっていない事件の発生を防ぐべく、人知れず幼馴染の虎太郎と奮闘するのだが………続きを見る

町田そのこ氏、おすすめ！ 「自分を誰かに明け渡さない。それが、誰かを救うことにもなるのだ」 札幌の進学校に通う土橋輝明は、数学と生物が得意な高校３年生。同学年の特進クラス国立文系で第一志望は北大文学部……続きを見る

アップルヤード伯爵令嬢アリシア。彼女の特技は剣と馬とダンスと勘違い。そんな彼女を人並みのレディにしたい父の思い、赤子の頃からアリシアを過激に見守る副団長のリオン、二人の熱い思いを置き去りにアリシアは……続きを見る

アップルヤード伯爵令嬢アリシア。彼女の特技は剣と馬とダンスと勘違い、そんな彼女もめでたく聖騎士に。彼女と、幼馴染のリオンを結婚させようと周囲は企むが……。王都を目指す旅はちっとも楽じゃない！？ 続きを見る

エドール帝国には『戦闘天使』と呼ばれるモノが存在している。現役で稼働しているのは二体、その片方が問題児のフェルである。 戦闘となればめちゃくちゃ強いが、好き放題にやりすぎる傾向にあるフェル・ある日、……続きを見る

ユミは６さいのまじょ、おとうとのソウスケは３さいのまほうつかい。ふたりはきょうも、まほうできんぎょをおおきくしたり、まほうでけんかをしたり、あさからおおさわぎ！シリーズ２さつめ！ 続きを見る

満開の桜の季節、一陣の風とともにリンの恋人・徳洋は忽然と消えてしまった。あれから一年。あの日と同じような桜吹雪の中、リンは徳洋の声に誘われ、気がつくと純和風の部屋に寝かされていた。起き上がって徳洋を……続きを見る

あの毎週飲まされる丸薬があやしい……鬼や河童の怪物に変身させられる!? 　金太は、とうとう手づかみでガツガツと食い散らかしていた。外の雨は、一段と激しさを増した。翌日、早くも金太の身体に変化が現れはじめ……続きを見る

「家族の断絶」は当たり前……ポジティブだけ求めなくてもよい……逃げ道を用意するのが大人……いいことずくめのはずがない……。家族の問題、心の問題、生き方の問題などなど、身のまわりのちょっと気がかりなことを、画……続きを見る

本書は１９９５年に第７回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞している。 篤実な筆致とはいえ、これほどアナーキーな小説に賞が授与されたというのは、日本の文学賞の歴史でもきわめて稀なことかもしれない。……続きを見る

「首を刎ねよ」 公爵令嬢レティシアの婚約者ーーリュシアン王太子は彼女が冤罪と知りつつ冷たい声で死の宣告を下した。 愛する人の手によって刑が執行され18歳で生を終えたレティシアだったが、気が付いたらなぜか……続きを見る

倍率数百倍。公募突破に必要なのは、コネ？　実力？　それとも運？　本邦初、大学教員公募の実態をセキララに描く。非東大卒キャリア官僚による、トホホ公募奮戦記。筆者がすべった大学一覧付き。【章見出し】第１……続きを見る

荘厳で孤独な城には魔女とその使い魔がひっそりと暮らしている。はずなのだがーープリンセスが集い、某国お転婆王女が召喚されてきて、彼らの生活は一変してしまう。 続きを見る

エッセイとスケッチで綴る３６の小説の娯しみ。樋口一葉『たけくらべ』から幸田文『おとうと』まで、なつかしい日本の心の情景。読んで歩いて描く大好きな小説３６景ーー檸檬を一顆、美術書を積みあげた上にそっと……続きを見る

世界 40カ国以上で翻訳、全米4100万部超のベストセラー 不朽の名作ドラマ『大草原の小さな家』の原作を、安野光雅が絵本に描きおろし。 日本でも大ヒットしたアメリカのテレビドラマ・シリーズ『大草原の小さな家……続きを見る

元野良猫のタマはボクの家のペットだ。特殊能力が欲しいなぁと思っていたボクはある日本当に特殊な能力を身に着けてしまった！そしてボクはタマからほんとの名前と出自を聞かされて……！？ 愛猫とおしゃべりがした……続きを見る

大島柚子（おおしまゆず）は、近所の銭湯「松の湯」が大好きな17歳。家族には問題アリ、将来はまだ見えず。いろいろ不安はあるけど、現実感はない。お湯さえあれば幸せだ。そんな柚子が、松の湯に通う大学生・福一……続きを見る

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日本ファンタジーノベル大賞受賞作家２１人の、ほぼ全作書き下ろしアンソロジー。原稿用紙１０００枚超の驚天動地の巨大コレクション。ファンタジーのアンソロジーとしては日本では史上最大。江湖の読書家たちよ、……続きを見る

大陸南端のマイスタンタン王国は、人口も少なく、外交もほとんどない、平和だが貧しい小国である。昨年の火山の大噴火で国王はじめ多くの重臣を失い、急遽王位を継いだのは、まだ7歳のクレドール。どこかの国と同……続きを見る

分身となった人工知能が、電波の発信源であるくじら座タウを目指す 　驚いたのは、ダイチが一度だけ、転写された自分自身との会話を経験したということでした。ダイチが感じた限りでは、本当に自分自身と話をして……続きを見る

西行法師生誕九百年を記念し、作者の壮年期作品を初書籍化。崇徳院と弘法大師を慕い中世の讃岐・善通寺に寓居構えた西行法師の物語。従来からあった月の西行歌十首連作説に有機的連関を見出し、讃岐の地を彷徨した……続きを見る

画帖片手の楽しい東京スケッチ散歩。上野から麻布までの珍道中。不思議な道順の種明かしは読んでからのお楽しみーー喧噪の上野駅から銀座を抜けて麻布まで……。今はない街並をなつかしみながら、路地に秘められた人……続きを見る

現代人の生きる意味を問う、令和版・人間失格 幼少期からコミュニティに属することを苦手としてきた僕は、 成長するにつれて孤独感と喪失感ばかりを募らせていった。 おどけたり、ナンパをしたりしてコミュニケー……続きを見る

人類は、いつになれば人間通しの殺し合いから解放されるのか。私たち個々人は、ささやかな幸福と平和を望んでいる。しかし、国家というものを形成し、これを支配する権力者を定めた時から、それは絶望的課題となっ……続きを見る

没後80年祈念として、詩人　森川義信伝をまとめる。付一・森川義信十四歳の記「夏休中の一日」付二・森川義信十七歳の記「たき火」 続きを見る

幼稚園と保育園がお休みのある日、ユミとソウスケはふしぎなおじいさんからホウキをプレゼントされました。空を飛ぶ練習をする二人ですが……！？シリーズ4さつめ！ 続きを見る

「首を刎ねよ」 公爵令嬢レティシアの婚約者ーーリュシアン王太子は彼女が冤罪と知りつつ冷たい声で死の宣告を下した。 愛する人の手によって刑が執行され18歳で生を終えたレティシアだったが、気が付いたらなぜか……続きを見る

ある日、男性2人への暴行・傷害罪で逮捕された。ところが、事件当時のことを全く思い出せない。長年摂食障害に苦しんできた「私」は、飲酒とストレス、服用していた精神安定剤で記憶をなくしたのだ。罪を犯した事……続きを見る

学生時代の行動に縛られ、一人で生きてきた古谷遼真。死を目前にした彼が必死に綴ったのが過去の自分を戒めるために書かれた小説『半世の記』と女性への想いを綴った詩だった──表題作『悲しみの詩』と、祖先たちの……続きを見る