高橋秀実 - 人文・思想・社会 1

突然怒り、取り繕い、身近なことを忘れる。変わっていく認知症の父に、60男は戸惑うが、周囲の人の助けも借りて、新しい環境に向き合っていく。結局、おやじはおやじなんだ。時に父と笑い合いながら、亡くなるまで……続きを見る

自分はいったい誰の末裔なのか？　ヒデミネ流、ルーツ探しの旅が始まる。役所で戸籍にあたり、家紋を調べ、祖先の土地を訪れ、専門家や親戚縁者の話に耳を傾ける。自分似の遠戚と出会ったり、源氏や平氏、さらには……続きを見る

「普通」って何？　「ちょっと」って何？　「っていうか」って何？……。毎日何気なく使っている日本語の意味を深くマジメに掘り進むと、摩訶不思議な言葉の作用に行き当たる。あまたの辞典類の頁をめくり、日本語の……続きを見る

小・中学校の正式な教科となった「道徳」。時代や社会、文化によって変わるものをどうやって学ぶのでしょう？　そもそも道徳って何？　独特の視点とユーモラスな文章で日常に光を当てるノンフィクション作家・高橋……続きを見る

組織で働く人には必ずおとずれる「定年」。だが、超高齢化社会を迎え、「一億総活躍社会」が標榜される現在、その制度が揺らぎ始めている。定年後の働き方、シニアの起業など、生涯現役を促す本が数多く出版され、……続きを見る

子どもの毎日は、山あり谷あり。第一志望の学校に落ちた！　体育が好きになれない。大人になるって楽しい……？　ストレス社会でがんばる子ほど肩の力がみるみる抜ける人気作家７人の迷回答 続きを見る

多くの人が心のよりどころとする理由って何？　井戸、山、岩、温泉、神社等の「そこ」にはいったい何がある？　疑い深いノンフィクション作家が、各地の「そこ」を訪ね感じたことーー誰かが「ここはパワースポット……続きを見る

悩むって、哲学？ ヒデミネさんの回答が、心のヒダにやさしく語りかけます。 知る人ぞ知る通好みのエッセイスト、ノンフィクション作家の高橋秀実。 村上春樹の『アンダーグラウンド』の取材リサーチャー、元ボク……続きを見る

ご長寿アスリートに学ぶ、晴れやかな生き方。 84歳から加圧トレーニングを始めたテニス選手！ 72歳で世界大会2位になった100m走選手！ 60歳から水泳を始めてマスターズに10年連続出場！ ーー70歳以上のいまだ現役……続きを見る

知っているようで知らない、マナーの真髄に迫る!?　人生いたるところにマナーあり。マナー大国ともいえる日本のさまざまなシーンを取材しつつ、おもしろおかしくニッポンのマナー論を展開。独自の視点で身近なテー……続きを見る

「損したくないニッポン人」はなぜこんなに多いのか。妻から「あなたは貧乏じゃなくて、貧乏くさいのよ！」と罵倒されても、ついつい「損したくない」行動に走って、損ばかりしている高橋秀実さん。まじめに「損得……続きを見る

かれこれ２５年にわたって私はインタビューというものを続けてきたが、今更ながらしみじみ思うのは、男に訊いても埒が明かないということである。話をしても何ひとつ解明しない。それどころか、しばらく話を続けて……続きを見る

超がつく水嫌い。小学生の時にプールで溺れて救急車を呼ばれた。大人になっても、海・湖・川などたくさんの水を見るだけで足がすくむ。なのに、なぜか水泳教室に通う羽目に。悩みながら、愚痴りながら、「泳げる」……続きを見る

「余れるところ」とは、『古事記』のイザナキ、イザナミの国生みの神話で初めて描かれた、日本最古の男根の表現。イザナキはイザナミに自分には「成りて成り余れるところ」があるから、あなたの「成り合はぬところ……続きを見る