著者:マルク・オジェ, 中川真知子
出版社: 水声社
ISBN: 9784801002876
発売日: 2017年11月
インターネットを介したコミュニケーション空間、大規模スーパーマーケットにおける消費空間、空港に代表される交通空間。現代では当たり前となったこれらの空間はしかし、歴史をもたず、匿名性に満ちた空間である。歴史とアイデンティティに根ざした「場所」と対置される21世紀の「非ー場所」を考察し、「いま・ここ」……
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著者:カルロス・カスタネダ, 北山耕平
出版社: 太田出版
ISBN: 9784872335378
発売日: 2002年05月
死の直前のカスタネダが自らの手で一冊に凝縮した、呪術師ドン・ファンの教えの心髄。「ドン・ファンの教え」から「沈黙の力」まで、“もうひとつの知の体系”の核心がここに。公開された呪術の奥義。
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著者:高畑吉男
出版社: 戎光祥出版
ISBN: 9784864033947
発売日: 2021年07月
アイルランドの妖精、その深遠で耽美なる世界。アイルランドの妖精たちに魅せられて40年、妖精譚収集をライフワークとしてきた著者の集大成!アイルランド各地の妖精物語を地域ごとに分類してご紹介する。巻末にはアイルランドの代表的な妖精を解説する「妖精名鑑」を収録。
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著者:アンドレ=ジョルジュ・オードリクール, 山田慶兒
出版社: 藤原書店
ISBN: 9784865782127
発売日: 2019年02月25日頃
著者:マルセル・モース, 吉田禎吾
出版社: 筑摩書房
ISBN: 9784480091994
発売日: 2009年02月
ポトラッチやクラなど伝統社会にみられる慣習、また古代ローマ、古代ヒンドゥー、ゲルマンの法や宗教にかつて存在した慣行を精緻に考察し、贈与が単なる経済原則を超えた別種の原理を内在させていることを示した、贈与交換の先駆的研究。贈与交換のシステムが、法、道徳、宗教、経済、身体的・生理学的現象、象徴表現の諸……
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著者:長沢 栄治, 鳥山 純子
出版社: 明石書店
ISBN: 9784750352190
発売日: 2021年06月03日頃
著者:菅原和孝
出版社: 世界思想社
ISBN: 9784790711889
発売日: 2006年04月
仕事・社会・コミュニケーション・宗教・異文化の5ジャンルを網羅し、40人の初々しいフィールドワークを一挙公開。技術的なノウハウから理論的な設問まで、実践的な助言を満載。フィールドワーカーのセンスを体得できる最良の指南書。
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著者:梅屋 潔, シンジルト
出版社: 学陽書房
ISBN: 9784313340268
発売日: 2017年02月15日頃
著者:大村 敬一, 湖中 真哉
出版社: 放送大学教育振興会
ISBN: 9784595321917
発売日: 2020年03月20日頃
著者:サリー・クルサード, 森夏樹
出版社: 青土社
ISBN: 9784791773312
発売日: 2020年11月24日頃
そのすがたからは想像ができないほど劇的に、羊は人類の生活や文化を根本から変えてきた。羊毛でつくられた帆と衣服があったからバイキングは壮大な旅をすることができたし、ペスト菌は羊毛貿易によってヨーロッパ中にひろがった。ある羊毛商人はイギリス王エドワード三世に100億円以上を貸して貴族になり、産業革命が……
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著者:エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ, 檜垣 立哉, 山崎 吾郎
出版社: 洛北出版
ISBN: 9784903127231
発売日: 2015年10月26日頃
アマゾンの視点からみれば、動物もまた視点であり、死者もまた視点である。それゆえ、アンチ・ナルシスは、拒絶するー人間と自己の視点を固定し、他者の中に別の自己の姿をみるナルシス的な試みをー。なされるべきは、小さな差異のナルシシズムではなく、多様体を増殖させるアンチ・ナルシシズムである。動物が、死者が、……
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著者:クロード・レヴィ=ストロース, 渡辺 公三, 泉 克典
出版社: 創元社
ISBN: 9784422390017
発売日: 2019年11月19日頃
彼らは死を悼むために他者を食べ、われわれは治療のために他者を取り込むー“未開と文明”の固定観念を鮮やかに破砕する、知的で大胆な同時代評集。
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著者:ピエール・クラストル, 原穀彦
出版社: 水声社
ISBN: 9784801004689
発売日: 2020年01月24日頃
離散的な遠心力を備える「戦争機械」の概念、進化論的な国家観を覆した「国家に抗する社会」という定理をはじめ、クラストルが遺した思想はいかなる現代的意義をもつのだろうか?訣別の予感の下でヤノマミ滞在を綴った「最後の砦」、未開社会における政治権力の構造を巧みに分析した「未開人戦士の不幸」ほか、人類学が真……
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著者:佐藤郁哉
出版社: 新曜社
ISBN: 9784788507883
発売日: 2002年02月
失敗、苦渋、挑戦をつぶさに再吟味し、行きつ戻りつしながらデータを収集、分析、民族誌へと結実してゆくフィールドワーク。マニュアル化できない勘所を説きつくした、読めて使えるフィールドワーク入門。
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著者:佐藤郁哉
出版社: 新曜社
ISBN: 9784788510302
発売日: 2006年12月
フィールドワークの背景にある考え方から方法・技法・機動力を高める情報処理テクノロジーまで、その全体像を精選のキーワードで生き生きと解説。現場調査の質を高めるための手がかり・ヒントを満載。フィールドワークを目指す人が最初に読む定評ある入門書、全項目大幅増補・改訂。
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著者:上橋菜穂子
出版社: 筑摩書房
ISBN: 9784480427274
発売日: 2010年09月
独自の生活様式と思想を持ち、過酷な自然のなかで生きる「大自然の民」アボリジニ。しかしそんなイメージとは裏腹に、マイノリティとして町に暮らすアボリジニもまた、多くいる。伝統文化を失い、白人と同じように暮らしながら、なおアボリジニのイメージに翻弄されて生きる人々。彼らの過去と現在をいきいきと描く、作家……
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著者:ブロニスワフ・マリノフスキ, 増田 義郎
出版社: 講談社
ISBN: 9784062919852
発売日: 2010年03月
ソウラヴァ(首飾り)とムワリ(腕輪)をそれぞれ逆方向に贈与していく不思議な交易「クラ」。「未開社会の経済人」は、浅ましい利得の動機に衝き動かされる存在なのか?物々交換とは異なる原理がクラを駆動する。クラ交易は、魔術であり、芸術であり、人生の冒険なのだ。人類学の金字塔が示唆する「贈与する人」の知恵を……
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著者:渡辺 公三
出版社: 講談社
ISBN: 9784065209202
発売日: 2020年09月11日頃
現代人類学の頂点に立つクロード・レヴィ=ストロース(一九〇八ー二〇〇九年)。ブラジルで現地部族の調査を開始した若者は、やガてヤコブソンの言語学に出会い、構造主義が産声をあげる。『悲しき熱帯』から『野生の思考』を経て『神話論理』に向かう豊饒な道ー主要著作を時代背景の中で明快に描いた不滅の名著、ついに……
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著者:ジャレド・ダイアモンド, 倉骨 彰
出版社: 日本経済新聞出版社
ISBN: 9784532198282
発売日: 2017年08月03日頃
600万年におよぶ人類史において、国家が成立し、文字が出現したのは5400年前、狩猟採集社会が農耕社会に移行したのも1万1000年前にすぎない。では、それ以前の「昨日までの世界」で人類は何をしてきたのか?大ベストセラー『銃・病原菌・鉄』著者が、身近なテーマから人類史の壮大な謎を解き明かす、全米大ベ……
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著者:ジャレド・ダイアモンド, 倉骨 彰
出版社: 日本経済新聞出版社
ISBN: 9784532198299
発売日: 2017年08月03日頃
現代西洋社会の特徴はインターネットや飛行機といった技術や、中央政府や司法といった制度ばかりではない。オフィス労働から生まれる疾病や、宗教の役割の変化もまた、現代西洋社会の特徴である。人生の大半をニューギニアなどの伝統的社会の研究に捧げてきた著者が、現代西洋社会に住む私たちが学ぶべき人類の叡知を紹介……
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著者:奥野 克巳
出版社: 亜紀書房
ISBN: 9784750515328
発売日: 2018年05月24日頃
ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークから見えてきたこと。豊かさ、自由、幸せとは何かを根っこから問い直す、刺激に満ちた人類学エッセイ!
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著者:石井美保
出版社: 青土社
ISBN: 9784791771745
発売日: 2019年06月19日頃
フィールドで、文化人類学者が見たものとは?学界の気鋭が書き下した27の文章は、タンザニア、ガーナ、インドから、60年安保の水俣、京都大学の「立て看」撤去問題まで、時間と空間を越えてめぐりながれる。異なっていながら同じものに満ち、分かたれていながらつながっている私たちの生のありようを鮮やかに描き出す。
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著者:桑山 敬己, 綾部 真雄
出版社: ミネルヴァ書房
ISBN: 9784623082711
発売日: 2018年04月30日頃
本書の目的は、文化人類学の基礎を学んだ学生を対象に、同分野をより深く掘り下げて解説すると同時に、新たな研究動向についても紹介することにある。全体を2部に分けて、第1部「基本領域」では、姉妹書の綾部恒雄・桑山敬己編『よくわかる文化人類学第2版』(ミネルヴァ書房、2010年)の内容を詳述かつアップデー……
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著者:生田 武志
出版社: 筑摩書房
ISBN: 9784480818515
発売日: 2019年02月28日頃
人間にとって動物とは何者なのか。なぜ私たちは意図的に動物を殺すのか。それを問うことは、人類の来し方を振り返り、肉食への態度を語るのに等しい。ホモ・サピエンスの誕生以来二〇万年続いた「狩猟」。一万年前からの「家畜」。そして二〇世紀後半の「畜産革命」によって、まさしく「いのち」が産業化され、生権力の対……
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著者:箭内匡
出版社: せりか書房
ISBN: 9784796703734
発売日: 2018年04月
著者自身のフィールドワーク経験を反芻しながら、「脱+再イメージ化」と「社会身体」という二つの独自の概念を提起し、それを土台に、20世紀人類学の成果を清新な形で蘇らせるとともに、近年発展してきた自然の人類学や科学技術人類学と創造的に対話する。映画・哲学・科学の営みとも通じ合う、新しい人類学的思考のプ……
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著者:桑山 敬己
出版社: ミネルヴァ書房
ISBN: 9784623091621
発売日: 2021年04月12日頃
文化人類学の魅力は、他者の世界をフィールドワークによって深く知ることにある。他者を鏡として自己を振り返り、日常の当たり前を根本から問い直す文化人類学の反照性は、人々を惹きつけ、文明批判や社会評論としても大きな力をもってきた。こうした文化人類学の原点に戻って、外国人や在野研究者を含む一六人の多彩な人……
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著者:岸上 伸啓
出版社: ミネルヴァ書房
ISBN: 9784623082742
発売日: 2018年04月30日頃
19世紀後半から現在まで150年に及ぶ文化人類学の展開の軌跡を、主要な研究者の生涯と業績・著作に焦点を当て読み解く。文化人類学の初学者にも最適な入門テキスト。古典から最新の研究動向までカバーし、人類学の大きな学問潮流を捉える道案内(ガイド)を提供する。
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著者:ルース・ベネディクト, 越智敏之
出版社: 平凡社
ISBN: 9784582767933
発売日: 2013年08月13日頃
数多くの事実誤認をも含むこの日本文化論が、なぜ強い説得力をもって我々に迫るのか?ベネディクトの論理の神経叢までも浮き彫りにする精確にしてかつ読みやすい翻訳によって、長く誤読にさらされてきた問題の書を、いま読む・読みなおす!!
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著者:山下 晋司, 船曳 建夫
出版社: 有斐閣
ISBN: 9784641058866
発売日: 2008年03月
文化人類学に関する基本的な用語の中から重要な100のキーワードを選び、見開き2ページの読み切りスタイルで、わかりやすく解説する。概念の正確な把握、不確かな知識の整理と検証に最適。改訂に際して、各項目のヴァージョン・アップをはかり、一部を新しい項目に入れ換えた。
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著者:高野 陽太郎
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
ISBN: 9784799325643
発売日: 2019年10月19日頃