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木犀の日 古井由吉自選短篇集
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2021年02月16日
〈都会とは恐ろしいところだ〉。5年間地方で暮らし、都会に戻った私は毎朝のラッシュに呆然とする。奇妙に保たれた〈秩序〉、神秘を鎮めた〈個と群れ〉の対比、生の深層を描出する「先導獣の話」のほか、表題作「……続きを見る
価格:1,023円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (3.83) → レビューをチェック
杳子・妻隠(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年05月26日
“杳子は深い谷底に一人で坐っていた。”神経を病む女子大生〈杳子〉との、山中での異様な出会いに始まる、孤独で斬新な愛の世界……。現代の青春を浮彫りにする芥川賞受賞作「杳子」。都会に住まう若い夫婦の日常の周……続きを見る
価格:572円
レビュー件数:79 / 評価平均:★★★★ (3.91) → レビューをチェック
槿
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2015年05月15日
男の暴力性を誘発してしまう己の生理に怯える伊子(よしこ)。20年も前の性の記憶と現実の狭間で揺蕩う(たゆたう)國子。分別ある中年男杉尾と二人の偶然の関係は、女達の紡ぎ出す妄想を磁場にして互いに絡み合い……続きを見る
価格:1,771円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★ (3.25) → レビューをチェック
東京物語考
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2021年05月11日
2020年に逝去した作家・古井由吉が、明治、大正、昭和の「東京」を描いた徳田秋聲、正宗白鳥、葛西善蔵、宇野浩二、嘉村磯多、谷崎潤一郎、永井荷風らの私小説作品をひもとき、浮遊する現代人の出自をたどる傑作長……続きを見る
価格:1,881円
仮往生伝試文
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2020年12月10日
寺の厠でとつぜん無常を悟りそのまま出奔した僧、初めての賭博で稼いだ金で遁世を果たした宮仕えの俗人ー平安の極楽往生譚を生きた古人の日常から、中山競馬場へ、人間の営みは時空の切れ目なくつながっていく。生……続きを見る
価格:2,090円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★ (3.4) → レビューをチェック
聖・栖(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年05月26日
この村に、男は都会からやって来た。女は都会から舞い戻った。若い二人を結びつけたのは、異様なヒジリの風習だった。男女の愛の生成を土俗的な集団幻想を背景に描出した野心作『聖(ひじり)』と、その続編で、両……続きを見る
価格:814円
レビュー件数:4 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
詩への小路 ドゥイノの悲歌
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2020年01月10日
著者が愛読してきたライナー・マリア・リルケ「ドゥイノの悲歌」の訳をはじめ、長年にわたる詩をめぐる思索が結晶した名篇。登場するのは、マラルメ、ゲオルゲ、ヴァレリー、ソフォクレース、アイスキュロス、ダン……続きを見る
価格:1,980円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
聖耳
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2015年05月15日
眼の手術後、異様に研ぎ澄まされていく感覚の中で、世界が、時空が変貌を遂げていく。現代文学の極北を行く著者の真骨頂を示す連作集。「夜明けまで」「晴れた眼」「白い糸杉」「犬の道」「朝の客」「日や月や」「……続きを見る
価格:1,562円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
われもまた天に
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2021年03月05日
自分が何処の何者であるかは、先祖たちに起こった厄災を我身内に負うことではないのか。インフルエンザの流行下、幾度目かの入院。雛の節句にあった厄災の記憶。改元の初夏、山で危ない道を渡った若かりし日が甦る……続きを見る
価格:2,200円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★★ (3.83) → レビューをチェック
雪の下の蟹/男たちの円居
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2014年07月04日
谷崎賞受賞作『槿』をはじめ、70年代以後の現代文学を先導する、古井由吉の、既にして大いなる才幹を予告する初期秀作群、「雪の下の蟹」「子供たちの道」「男たちの円居」を収録。 続きを見る
価格:1,353円
水
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2021年02月16日
水差しから救いの水を飲んだ直後息絶えた病床の母(「水」)。「死にたくない、俺ひとり」妻の胸で叫ぶ癌を病む夫(「谷」)。生と死のきわどさ、戦き、微かな命の甦りの感覚を、生理と意識の内部に深く分け入って……続きを見る
価格:498円
レビュー件数:1 → レビューをチェック
ゆらぐ玉の緒
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年08月04日
老齢に至って病いに捕まり、明日がわからぬその日暮らしとなった。雪折れた花に背を照らされた記憶。時鳥の声に亡き母の夜伽ぎが去来し、空襲の夜の邂逅がよみがえる。つながれてはほどかれ、ほどかれてはつながれ……続きを見る
価格:1,496円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (3.71) → レビューをチェック
連れ連れに文学を語る 古井由吉対談集成
著者:古井由吉
出版社: 草思社
発売日: 2022年03月23日
グラスを片手にパイプを燻らせ、文学そして世界の実相を語る。 八〇年代から晩年までの単行本未収録インタヴュー、対談録を精撰。 夫馬基彦、柳瀬尚紀、福田和也、山城むつみ、木田元、養老孟司、 平出隆、蓮實重……続きを見る
価格:2,420円
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辻(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年05月26日
父と子。男と女。人は日々の営みのなかで、あるとき辻に差しかかる。静かに狂っていく父親の背を見て。諍いの仲裁に入って死した夫が。やがて産まれてくる子も、またーー。日常に漂う性と業の果て、破綻へと至る際……続きを見る
価格:649円
レビュー件数:14 / 評価平均:★★★★ (3.88) → レビューをチェック
往復書簡 『遠くからの声』『言葉の兆し』
著者:古井由吉, 佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2021年12月10日
1997年から1999年、オスロ・仙台と東京間で交わされた、『遠くからの声』。東日本大震災直後の喪失感の中で文学・人生・世紀末に思いを巡らせた『言葉の兆し』。 続きを見る
価格:1,881円
この道
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2022年02月15日
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。晩年まで勁健な筆を奮い、文学の可能性を極限まで拡げつづけた古井文学の極点……続きを見る
価格:352円
レビュー件数:4 / 評価平均:★★★ (2.67) → レビューをチェック
山躁賦
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2016年04月08日
確かなものに思われた日常の続きをふと見失った「私」は、病み上がりのけだるい心と体で、比叡高野等の神社仏閣を巡る旅に出る。信仰でも物見遊山でもない中ぶらりんの気分で未だ冬の山に入った「私」を囲み躁ぐ山……続きを見る
価格:1,562円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★★★ (5.0) → レビューをチェック
蜩の声
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2012年12月08日
日々の移ろいのなか、おぼろげに浮かんでくるのは、男と女、今は亡き人達の思い出、戦時下の風景──。時空を超越し、生と死のあわいに浮かぶ、世相の実相。  現代文学の到達点、古井由吉の世界。 続きを見る
価格:1,672円
レビュー件数:10 / 評価平均:★★★ (3.44) → レビューをチェック
夜明けの家
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2015年05月15日
「老耄が人の自然なら、長年の死者が日々に生者となってもどるのも、老耄の自然ではないか。」ーー主人公の「私」が、未明の池の端での老人との出会いの記憶に、病、戦争、夢、近親者の死への想いを絡ませ、生死の……続きを見る
価格:1,562円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
白髪の唄(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年06月09日
「白髪というものは、時によって白く見えたり黒く見えたりするものですね」ー知りもしない唄をゆるゆると、うろ声を長く引いて唄うような気分。索漠と紙一重の恍惚感…。老鏡へ向かう男の奇妙に明るい日常に、なだ……続きを見る
価格:869円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
白暗淵
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2016年07月08日
「七十の坂にかかる道すがらの作品群になる。あれもなかなか越すに苦しい坂だった」(著者から読者へ)。爆風に曝された大空襲から高度成長を経て現代へーー個の記憶が、見も知らぬ他者たちをおのずと招き寄せ、白……続きを見る
価格:1,672円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
鐘の渡り
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2014年08月15日
呪いめいた言葉をつれて、女と暮らすつもりの男が、女を亡くした友と旅に出る。彼らの視るものは、紅葉が燃えて狂ったように輝く山と、女人の匂い立ちのぼる森。そして夜には、谷を流れるあの鐘の音が、昏い峠に鳴……続きを見る
価格:1,408円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
櫛の火(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年05月26日
一年ぶりの再会も束の間、弥須子はその翌日に入院、十日後広部の目の前で息をひきとった。形見の櫛を握りしめ、恋人の亡骸と共寝して一夜を明かした彼は、深い喪失感からいつしか大学を中退して会社勤めを始めるが……続きを見る
価格:715円
半自叙伝
著者:古井由吉
出版社: 河出書房新社
発売日: 2017年03月10日
現代日本文学最高峰の作家は、時代に何を感じ、人の顔に何を読み、そして自身の創作をどう深めてきたのかーー。老年と幼年、魂の往復から滲む深遠なる思索。 続きを見る
価格:913円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★★★ (5.0) → レビューをチェック
やすらい花
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年06月09日
散る花とともに四方へ飛び散る悪疫を鎮めようとする鎮花祭。いまも歌い継がれるという夜須禮歌。豊穣を願う田植歌であり、男女の契りの歌でもあるおおらかな古来の節回しに、鮮やかに甦る艶やかな想い。その刻々の……続きを見る
価格:1,408円
レビュー件数:8 / 評価平均:★★★★ (4.43) → レビューをチェック
楽天記(新潮文庫)
著者:古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2017年06月09日
夢の中の幻の息子、旧約聖書の預言者の謎めいた言葉、死んだ旧友が繰り返していたという奇妙な仕草…うつろう折節の事どもの内に、密やかに重なりあう生と死の諸相。生涯をよろぼう人々の心に、常に在る「楽天」。……続きを見る
価格:671円
文学の淵を渡る(新潮文庫)
著者:大江健三郎, 古井由吉
出版社: 新潮社
発売日: 2018年06月15日
聖なるものと優れた小説がともにもつ、明快にして難解な言葉の有り様を語り、鴎外から中上健次まで百年間の名作小説を、実作者の眼で再検証する。また、外国詩を読み、翻訳する喜びを確認し合う傍らで、自らの表現……続きを見る
価格:572円
レビュー件数:5 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
書く、読む、生きる
著者:古井由吉
出版社: 草思社
発売日: 2021年01月19日
日本文学の巨星が遺した 講演録、単行本未収録エッセイ、芥川賞選評を集成。 「一行も書けなくなるような境地がある。 そこにさらされたとき、 その奥から何かが見えてくる。」 作家稼業、書くことと読むこと、日……続きを見る
価格:2,420円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
「内向の世代」初期作品アンソロジー
著者:黒井千次, 後藤明生, 黒井千次, 阿部昭, 坂上弘, 古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2020年12月10日
1970年、文芸誌『文芸』は2度にわたり、当時たびたび芥川賞候補に挙げられていた若手作家5人を集め、「現代作家の条件」「現代作家の課題」と題した座談会を開く。翌年、小田切秀雄に「内向の世代」と呼ばれる彼ら……続きを見る
価格:1,771円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
野川
著者:古井由吉
出版社: 講談社
発売日: 2012年11月14日
急逝した友人の一周忌近く、故人からの遺贈として届いた一枚の絵地図。友人が好んだ野川の散歩道を描いた絵の片隅で、大人が子供の手を引いていた。それは子を妊った娘の未来像か、東京大空襲の翌朝に母親と歩いた……続きを見る
価格:402円
レビュー件数:6 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
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