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往復書簡 『遠くからの声』『言葉の兆し』
著者:古井由吉, 佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2021年12月10日
1997年から1999年、オスロ・仙台と東京間で交わされた、『遠くからの声』。東日本大震災直後の喪失感の中で文学・人生・世紀末に思いを巡らせた『言葉の兆し』。 続きを見る
価格:1,881円
アスベストス
著者:佐伯一麦
出版社: 文藝春秋
発売日: 2021年12月10日
何で自分が? 長い時間をかけて迫りくる「静かな時限爆弾」・石綿(アスベスト)によって奪われた平穏な人生。 仙台、ロンドン、東京、尼崎ーー自身も患者である作家が現場を歩いて綴った連作小説。 かつて建築資……続きを見る
価格:1,800円
レビュー件数:9 / 評価平均:★★★★ (3.57) → レビューをチェック
P+D BOOKS ア・ルース・ボーイ
著者:佐伯一麦
出版社: 小学館
発売日: 2019年08月08日
生きる意味を探す元エリート少年の青春小説。 性悪な英語教師をブン殴って県下有数の名門進学校・I高を中退した17歳の斎木鮮は、中学時代の恋人だった幹とアパートで一緒に暮らし始める。幹もまた父親の分からない……続きを見る
価格:550円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
男性作家が選ぶ太宰治
著者:太宰治, 奥泉光, 佐伯一麦, 高橋源一郎, 中村文則, 堀江敏幸, 町田康, 松浦寿輝
出版社: 講談社
発売日: 2015年07月10日
「この作品が自分は一番嫌いだ」(奥泉光選「道化の華」)、「不思議な明るさに包まれた怯えの百面相」(堀江敏幸選「富嶽百景」)、「『男性というものの秘密』を知っている作家」(松浦寿輝選「彼は昔の彼ならず……続きを見る
価格:1,408円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
山海記
著者:佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2019年03月21日
東北の大震災後、水辺の災害の歴史と土地の記憶を辿る旅を続ける彼は、その締めくくりとすべく、大震災と同じ年に台風12号による記録的な豪雨に襲われた紀伊半島に向かった。バスの車窓から見える土砂災害の傷跡を……続きを見る
価格:2,090円
レビュー件数:7 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
光の闇
著者:佐伯一麦
出版社: 扶桑社
発売日: 2013年08月09日
電気工をしていた20代にアスベストの被害で肋膜炎にかかり、以後、喘息の持病を抱えながら作家活動を続けている、私小説作家・佐伯一麦氏の連作短篇集。 アスベスト被害で著者自身のなかに、肉体的欠損感覚が存在……続きを見る
価格:1,466円
レビュー件数:5 / 評価平均:★★★ (3.33) → レビューをチェック
空にみずうみ
著者:佐伯一麦
出版社: 中央公論新社
発売日: 2018年08月31日
著者を彷彿させる作家の早瀬と妻の染色作家・柚子、東北地方に暮らす夫婦の、「震災三年後」の一年間を描く。豊かな自然、さまざまな生き物の気配、近所の人々との交流、梅干しを漬けたり草むしりをしたり……という……続きを見る
価格:1,056円
レビュー件数:2 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
還れぬ家(新潮文庫)
著者:佐伯一麦
出版社: 新潮社
発売日: 2016年04月22日
十代で捨てた家だった。姉も兄も寄りつかない家だった。老父は心臓病を患い、認知症が進む。老母は介護に疲弊していた。作家は妻とともに親を支えることになった。総合病院への入院も介護施設への入所も拒む父、世……続きを見る
価格:869円
レビュー件数:4 / 評価平均:★★★★ (3.67) → レビューをチェック
往復書簡 言葉の兆し
著者:古井由吉, 佐伯一麦
出版社: 朝日新聞出版
発売日: 2016年03月04日
東日本大震災を契機に交わされた迫真の24通。仙台近郊で罹災して以後、被災地から言葉の恢復を探る佐伯と、震災後と戦後の風景を重ねつつも、そこに決定的な違いを見出し、歴史を遡るなかで言葉の危機と可能性を問……続きを見る
価格:1,601円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★ (3.0) → レビューをチェック
ノルゲ Norge
著者:佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2016年02月12日
染色家の妻の留学に同行し、作家はノルウェーに一年間滞在した。光り輝く束の間の夏、暗雲垂れ込める太陽のない冬、歓喜とともに訪れる春。まっさらな心で出会った異郷の人々との触れ合いを縦糸に、北欧の四季、文……続きを見る
価格:2,090円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★★ (5.0) → レビューをチェック
ショート・サーキット 佐伯一麦初期作品集
著者:佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2014年11月14日
若くして父となったかれは生活のため配電工となった。都市生活者の現実に直面するうち3人の子供の父となり、妻はすでに子供たちのものになってしまった。今日も短絡事故(ショート・サーキット)が起こり、現場に……続きを見る
価格:1,000円
レビュー件数:3 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック
芥川賞を取らなかった名作たち
著者:佐伯一麦
出版社: 朝日新聞出版
発売日: 2016年03月04日
第一回芥川賞選評で「生活の乱れ」を指摘された太宰治。受賞の連絡を受け、到着した会場で落選を知らされた吉村昭。実名モデル小説を「興味本位で不純」と評された萩原葉子……。「私小説を生きる作家」として、良質……続きを見る
価格:850円
レビュー件数:9 / 評価平均:★★★★ (4.11) → レビューをチェック
P+D BOOKS 鉄塔家族(上)
著者:佐伯一麦
出版社: 小学館
発売日: 2024年04月11日
里山の日常を繊細に描いた私小説。 ーーもし、名前を知らなかったら、それらは単なる草花であり、木であるだけで、風景の中に埋もれてしまっていることだろう。目の前にあったとしても、特別気に留めないでいるこ……続きを見る
価格:880円
ミチノオク
著者:佐伯一麦
出版社: 新潮社
発売日: 2024年06月27日
数々の天変地異に見舞われながら、ミチノクの人々はひたむきに生き、確かな文化や習俗を育んできた。西馬音内、黄金山、苗代島、遠野郷ーー生まれ育った仙台で執筆を続ける私小説作家が辿る、現代の「おくのほそ道……続きを見る
価格:2,420円
P+D BOOKS 鉄塔家族(下)
著者:佐伯一麦
出版社: 小学館
発売日: 2024年05月09日
季節の風物とともに描く家族の絆の物語。 ーーいま息子が望んでいることを、はなからそれは無理というものだ、と諦めさせたくはなかった。ずっと中学校を登校拒否していた瞬が、引きこもっていた家を出て、社会へ……続きを見る
価格:880円
日和山 佐伯一麦自選短篇集
著者:佐伯一麦
出版社: 講談社
発売日: 2014年09月12日
新聞配達の早朝の町で、暗天に閉ざされた北欧の地で、染織家の妻と新たな暮らしを始めた仙台の高台の家で、そして、津波に耐えて残った小高い山の上でーー「私」の実感をないがしろにしない作家のまなざしは常に、……続きを見る
価格:1,000円
レビュー件数:1 / 評価平均:★★★★ (4.0) → レビューをチェック

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