花伊なつ - 電子書籍 1

「昔から、雨が降る日は頭痛がしたーー。思い出したくないことを思い出しそうで…」行きつけの二丁目のゲイバーで居合わせた、財布を落とした一見の客。「じゃあ、身体で払ってく？」勇ママが客を口説くのを初めて……続きを見る

「必死でかき集めた…理性が吹っ飛ぶ」須永から告白されて付き合い始めた安曇。雨の日限定のデートを、これまでになく楽しんでいる自分に気づく。口説かれてムラムラすることはあっても、胸がムズムズすることは初……続きを見る

「見惚れてました。すごく好みの顔だったので」「へえ、気が合うな。俺も同じこと考えてたよ」お互いに一目惚れした安曇と須永。そのままホテルに移動して、いい雰囲気で盛り上がってきたワンナイト中、いきなり須……続きを見る

「セックスなんかで失うのは惜しいと思えるくらい、大事な人だ」安曇とは別れることになりたくないと考える須永。安曇に誘われた横浜デートで、「佐々木って人と付き合ってたの？」と尋ねると「一度だけ寝た。今は……続きを見る

「男を抱きたいと思ったのはあの人が初めてだ…」安曇の肌に触れた時から、日ごとに想いが募る須永。一方、安曇は須永のことが気になってはいるものの、以前のワンナイト相手がストーカー化していて…。「恋愛なんて……続きを見る

「会うのは雨の日だけ。それでもかまわないなら…きみと付き合ってもいい」安曇のことをもっと知りたくて、あの日出会ったミックスバーに日参する須永。ついに待ち人が現れて……。「よかったら俺と付き合ってくれま……続きを見る

「…こんなところに突っ立っていたら、風邪を引くよ」どんどん須永に惹かれていく安曇だったが、ストーカー化した元ノンケのワンナイト相手に遭遇ーー!?　一方、もう安曇しか眼中にない須永は、大学のゼミの忘年会……続きを見る