フリードリヒ・Ａ・ハイエク - 電子書籍 1

近代を席巻した理性の傲慢を「設計主義」として批判し、ポスト近代の鍵となる「自生的秩序」の重要性を明らかにする。21世紀の社会のあり方を考えるヒントがつまった一冊。 続きを見る

市場と秩序、ルールと道徳、理性と本能など、広範なテーマを行き来しながら、複雑な世界のしくみをときほぐす珠玉の文明論。ハイエク思想の結晶として読める晩年の傑作。 続きを見る

貨幣の発行の民営化を説いた「貨幣の脱国営化論」をはじめ、中央銀行による金融政策に懐疑的な論考を集めた反リフレ政策の急先鋒。ケインズ、フリードマンへの批判を展開。 続きを見る

読まずに批判されつづけたハイエクの主著。ケインズ政策、ナチズム、スターリニズムに対抗して、自由主義、資本主義の価値を孤独に擁護した知の営為。今こそ読むべき傑作。 続きを見る

ハイエク思想の根幹をなす〈自生的秩序〉を展開。“サイバネティックス”、“オートポイエーシス”とも連関する概念として、社会科学の分野を超えて再注目されるべき一冊。 続きを見る

福祉国家、ナチスをも含む広義の社会主義による「市場経済」の歪曲・否定が、どのような形で戦争に繋がっていったかを分析した一冊。本書を乗り越えずには、「第三の道」はない。 続きを見る

ヒュームやミルから、メンガーやウィドゲンシュタインまで、経済・思想史の主要人物について論じた著作。自由主義への賛歌であり、ハイエク思想のルーツがここにある。 続きを見る

三角図式で示される生産構造の分析を通じて、貨幣的過剰投資説を最も明確な形で提示。景気循環論を経済学史・分析・枠組・事例研究の諸側面から扱った初期の名著二冊を翻訳。 続きを見る

「真の個人主義と偽りの個人主義」「社会における知識の利用」など、自由主義哲学のみならず、情報理論、知識論、複雑系理論など現代最先端の理論の先駆をなした論考を収録。 続きを見る

「人の支配」から「法の支配」へーー文明社会が勝ちえた最良の原理が、国家の官僚化、法の形骸化により破壊されつつあることを警告し、自由を守るための枠組みを示す。 続きを見る

心と社会の相関関係を迫ったハイエクによる心理学。認知・神経科学的アプローチの先駆けであり、ニューラルネットの原理を提唱した書として、近年再注目されている一冊。 続きを見る

民主主義はなぜ機能しなくなったか、公共部門と民間部門はどう分けるのか等、現代政治の中核的課題を論じ自由を保証する立憲政体モデルを提示した、ハイエク哲学の総決算。 続きを見る

財政破綻をもたらす危険性をはらむ福祉国家＝〈大きな政府〉に代わって、国家の役割を限定し個人の自由度を高める〈小さな政府〉のあり方を、具体例を交えて提言する。 続きを見る

ハイエクの理論経済学における最大の著書であり、経済学を中心としていた前期ハイエクの集大成。第二巻では、ケインズの理論的批判を展開しながら、「資本」という謎に迫る。 続きを見る

社会科学の方法論を打ち立てた記念碑的著作。複雑現象の解明こそが社会科学の主題であることを論じ、近代科学の誕生から物理主義的思考がその理解を歪めてきた現状を警告する。 続きを見る

「自由主義」と「民主主義」、その相克と解決を探った論文集。現代民主主義の問題点を提示し、独自の議会改革構想を提案。市場の論理と両立可能な民主主義のあり方を探求する。 続きを見る

〈社会正義〉という概念は西洋近代の虚妄である！　個人の自由を侵食し、市場を破壊する「結果の平等」や「分配的正義」を激しく攻撃した、ポストモダンの社会哲学。 続きを見る

ハイエクの理論経済学における最大の著書であり、経済学を中心としていた前期ハイエクの集大成。難解さゆえに顧みられていなかった作品に新たな光をあてる「新訳」。 続きを見る

イギリス時代のハイエクの知的交流を描いた記録集。大きな政府と小さな政府に代表される、「ケインズとハイエク」という対立を越えた、豊穣な知的交流を明らかにする一冊。 続きを見る

経済学の果たす役目をとうた講演から、インフレ、失業、都市開発などの時事問題、競争、計画、依存効果をめぐる論争まで、経済学者ハイエクの思索が明快にまとまった一冊。 続きを見る

西洋における自由の思想の変遷を俯瞰し、自由が文明の進歩にとっていかに重要かを歴史的・学問的視野において考察した、20世紀社会哲学の名著。新版にともない新解説を付す。 続きを見る

ケインズ、フリードマンに代表されるマクロ分析を理性の思い上がりと一蹴し、自由・個人主義哲学に立脚したミクロ分析的アプローチから景気循環の〈謎〉に迫った初期の力作。 続きを見る