中野京子 - 電子書籍 1

名画に込められた、あふれる感情の波。ドラマチックな愛と、幸福への欲求は不変ーー画家たちは描かずにいられなかった。一目惚れ、狂恋、嫉妬、快楽、死への誘い……これもまた、愛なのか。西洋美術の歴史を通じて重……続きを見る

ベストセラー「怖い絵」シリーズ著者最新作！ パンデミック、飢餓、天変地異、戦争…… 人類の歴史は災厄との戦いの歴史でもある。 画家たちは、過酷な運命に翻弄され、抗う人々の姿を描き続けてきた。 ムンクは疫病……続きを見る

【描かれた「仕事」で絵画を読み解けば、西洋史の驚きのストーリーが見えてくる！】 「看護師」はひと昔前なら「看護婦」。神話の時代からある仕事とは？　「リケ女」の走りは命がけ！　知っているようで知らない……続きを見る

誰もが知る伝承に隠された、最も恐ろしい真実とは？科学では説明できない出来事や、人々が語り継がずにいられなかった不思議な話。歴史奇譚の魅力に触れたら、あなたはもう、戻れない...。稀代の語り手中野京子が……続きを見る

絶対王政時代の17世紀ヨーロッパ。オランダは王を戴かず、経済の力で大国になった。海洋貿易、軍事、科学技術で世界を牽引し、文化・芸術も大きく花開いた。 「他国では王侯貴族や教会の占有物だった絵画が、フェ……続きを見る

美しい絵画の裏にある人の世の深淵 若く、美しいバーの売り子。彼女の虚ろな表情が物語る、残酷な現実とはーー。名画の背後に潜むドラマを読み解く絵画エッセイ17篇。 ※この電子書籍2019年1月に文藝春秋より刊行さ……続きを見る

美女の口元から垂れた生贄の血が、点々と羽毛に染みを作る『飽食のセイレーン』──作品に込められた重要なダブル・イメージとは？　その酒を飲めば豚に変えられてしまう『オデュッセウスへ杯を差し出すキルケー』──……続きを見る

争い、信じ、裏切る人々……刺激的な絵画エッセイ 初々しい恋の始まり。 だが、この後まさかの嫁姑問題勃発ーー。 カバーを飾るのは、フランソワ・ジェラールの『プシュケとアモル』。 王の娘プシュケの美貌は天界に……続きを見る

生涯独身を貫き、人知れず青年のヌードを描いたイギリス屈指の肖像画家サージェント。身分違いの女公爵への恋文を絵に潜ませた宮廷画家ゴヤ。遺伝性疾患のために「半人半獣」と蔑まれた少女を描いたイタリアの画家……続きを見る

長い群雄割拠状態を経て、十九世紀、プロイセンのホーテンツォレルン家はついにドイツを一つにまとめ、帝国を形成してヨーロッパ最強国の一角に食い込んだ。フリードリヒ大王とビスマルクーー二人の傑物がいなけれ……続きを見る

2大ベストセラー 『怖い絵』と『へんないきもの』が、まさかの合体。 アルチンボルドの魚、ルーベンスのオオカミ、クラナッハのミツバチ、ペルッツィのカニ…… 不気味で可笑しい名画の謎に迫る! ●オオカミが悪い男……続きを見る

「怖い絵」シリーズなどで絵画鑑賞に新たな歓びを提示してきた著者による、 知的ユーモアにあふれ、ときにスリリングなエッセイ集。 『怖い絵』や『名画の謎』シリーズで絵画鑑賞に新たな視点を提示した著者は、芸……続きを見る

我々は、何に魅入られ　何を恐れてきたのかーー？ 人獣、モンスター、天使と悪魔、妖精、異様な建造物から魑魅魍魎までーー。 一見して奇異で不穏、そしてメッセージ性に富む「異形のもの」の美術作品は、画家の「……続きを見る

世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、19世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を12枚の絵画が語りだすーー。2010年、「名画で読み解くハプスブル……続きを見る

大人気「怖い絵」シリーズ著者の中野京子さんが名画に描かれたアイテムをもとに、歴史の謎や闇、社会背景、画家たちの思惑を読み解きます。絵をじっくり見てみると、意外なものが隠されていてーー。 続きを見る

まるで、拷問具をまとったかのような痛々しい肉体の自画像「折れた背骨」ーーフリーダ・カーロが、血みどろの自分を描き続けた理由とは？　発表当時、貧困の三女神として酷評された「落穂拾い」ーーミレーの最高傑……続きを見る

33点の絵画（オールカラー）から読み解く、私たちのほんとうの姿。名画は語る。人間って、怖い……。 名匠ベラスケスの手による、一見かわいらしい王子の肖像画。しかし、その絵が生まれた時代の眼で見ていくと、人……続きを見る

美が招くのは幸運か破滅か？　肖像の奥に潜む、秘められたドラマとは。絵画のなかの美しいひとたちは、なぜ描かれることになったのか。その後、消失することなく愛でられた作品の数々。本書では、40の作品を中心に……続きを見る

運命の支配か、宿命への挑戦かーー。エリザベス一世と熾烈な闘いを繰りひろげたメアリー・スチュアート。血族結婚くりかえしの果てに生を受けたハプスブルクの王女マルガリータ・テレサ。強烈すぎるロシア皇帝イワ……続きを見る

愛と裏切り、交差する運命。名画は現代の私たちに何を語りかけているのか。大反響『美貌のひと』の第2弾！　実在した絶世の美女やおとぎ話の姫、殺人現場に立つ妖艶な女性。寵愛を受けた王を退位に追い込む「傾城……続きを見る

「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラシック・オペラをオールカラーで解説。 「椿姫」はマネの描いた「ナナ」を彷彿とさせる。「蝶々夫人」にドラクロワの「怒れるメディア」をイメージするのはなぜか？　他に……続きを見る

名画に秘められた人間心理の深淵ーー。憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気を鋭く読み解き、圧倒的な支持を得てロングセラー中の「怖い絵」シリーズ。文庫版だけの書き下ろしも収録！ 続きを見る

彼らには許されなかった。平穏な日々も、愛も、死も…。人気シリーズ『怖い絵』『名画の謎』の著者が、ルートヴィヒ二世ほか、王族たちの壮絶な人生を辿る好評歴史読み物第２弾。図版多数掲載！　●第一章　ルートヴ……続きを見る

『怖い絵』の中野京子が、名画の奥に潜む画家の息吹と人間ドラマに迫る！ 命懸けの闘い、とめられぬ恋、英雄達の葛藤、そして、流転の始まり……。ルノワールやムンク、モローなど名だたる画家による“運命”の絵。そ……続きを見る

母と息子がなごむ直後、心底ぞっとする映像が……。 『怖い絵』の著者が、「母」「電話」「乗り物」「家」など9つの主題で102本の映画を紹介し、人間心理の怖ろしさと深さを鋭く分析したエッセイ集。 主題の考察に加……続きを見る

残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である」。絵の背景にある歴史を……続きを見る

この絵は、イエスの生涯の「いつ」のこと？ 『怖い絵』で人気の著者がキリストの生涯を描いた絵画43点をオールカラーで解説しつつ、その生涯を追う。読んで、見て楽しい一冊。 〈イエス・キリストのおおまかな生涯……続きを見る

弟が姉を、夫が妻を幽閉し、父が息子を、妻が夫を殺してきた歴史だ（本文より）。ロマノフ王朝の始祖ミハイルが即位した1613年から、二月革命により一家全員が処刑されたニコライ二世まで、300年余の歴史を、12枚……続きを見る

フェルメールが「真珠の首飾りの女」で描いたのは虚栄か、快楽か、物欲か、それとも……。月刊「文藝春秋」の人気連載がついに新書化！ 絵画に隠されたメッセージを紹介し、画家の意図や時代背景までを鮮やかに読み……続きを見る

『名画で読み解く』シリーズ、第四弾のテーマは「イギリス王家」。たった9日間の王女ジェーン・グレイ、邪魔者を力ずくで排除し続けたヘンリー八世、生涯独身を貫いたエリザベス一世。その多彩なキャラクターだけ……続きを見る