中野晃一 - 電子書籍 1

「民主主義」「立憲主義」、そしてその危機。「憲法違反」という抗議。そんな言い回しがこれほど多用される時代はかつてなかったのではないか。とはいえ、それらについて私たちは、本当に理解しているか？　平和な……続きを見る

主権者である国民を服従させることをもって政治と考える権力者が、グローバル社会の中で主導権を持つようになっている。どのようにして「国家の私物化」が横行するようになったのか。現代日本政治、安倍政権に焦点……続きを見る

日本は右傾化しているのか、それとも「普通の国」になろうとしているだけなのか。いったい、どちらなのか？ーー政治主導のもと、寄せては返す波のように時間をかけて、日本社会の座標軸は右へ右へと推し進められて……続きを見る

「自衛隊明記」「二項削除」「リベラルの側からの新九条論」……。憲法改正をめぐる議論は混迷の度合いを深めている。しかし九条改憲の本質は、平和を求めてきた日本の戦後の否定そのものだ。本書では安倍政権の「憲……続きを見る