原哲夫 - 小説・エッセイ 1

啄木没後110年の節目に再刊。大学生として、情熱的な教師として男が過ごしてきた釧路は、啄木ゆかりの街だった。教職への思いが溢れる短編小説集。「今、読んでみてもそこに書かれている課題は変わりません。教師……続きを見る

高校生になった舞。故郷から遠く離れた北海道・羽幌でたったひとり、寮生活が始まった。新しい人間関係、親友の妊娠。旭川や釧路への研修旅行やサハリンへの修学旅行。そして舞の思いとは裏腹に、確かな絆で結ばれ……続きを見る

北海道の高校生活を選んだのは、母と高木、年の離れた妹という家庭ゆえだった。その高木から、母が危ないという連絡がきて、京都に帰る舞。悲しい体験を乗り越え、高校卒業後、父のいるベトナムへ向かう。そこでの……続きを見る

通信制の中学校に週3日通い、弱小ソフトボール部で汗を流す舞。親友のひとみとは、いいコンビ。でも、なぜこの中学に来たのかは、お互いに触れていない。家に帰れば、お母さんが結婚した「ゴロンタ」がときどきい……続きを見る